【おうち整え術】着るモノがないと悩まない衣類整理
2021/05/30
こんにちは!整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの吉川晶子です。
衣替えはもうお済みになられた方もおられるかもしれませんが、服はたくさんあるのに着るモノがない!と思うことはありませんか?そう感じるのはクローゼットの中から“着たい服”がすぐ見つからないかもしれません。
私が実践している服の整理(分け方)について簡単な5つの方法をご紹介いたします。
1.基本は、着るか着ないか
まず、皆さんが服を整理する時には“着るか、着ないか”で分けられるのではないかと思います。これは整理の基本でもあります。
〇年着ていなければ手放すという期限も決めてください。お客様の中で一番多かったのは2年~3年が多くみられました。流行の服は買ってから1年では心もとないと2年~3年で手放される方がおられました。5年以上で服の量が多い方には買い方の見直しをアドバイスしています。
2.シニアの方にもおススメな2択
使うか・使わないかで分けた時、ほとんどが「使う」になることがあります。
着ていない服も「とりあえずまだ使えるから」と残すと整理が進みません。そうなってしまった場合は、「好きな服を残してください」と伝えています。
好きな服がすぐ見つかり取り出しやすくすることが大切です。
3.似合う、似合わない
年齢を重ねると、若いころに着ていた服が入らなかったり、なんだかしっくりこないということもあります。
一度鏡の前で合わせてみて、「なんだか違うな」と思った服は今の自分には合わないので手放しリストに加えましょう。今の自分が心地よくなる、またはよく見える服だけ残すと毎日服に悩むことも少なくなります。
誰かに「それ似合うね」と言われた服は残す候補にしても良いと思います。自分では知らなかった見られている自分を知るきっかけにもなるので、それいいね!と言われた服でしっくりこない服でなければ残す方のリストに加えましょう。
4.来シーズンも着たいと思えるか
冠婚葬祭など着る予定のある服は残すリストに加えますが、ここまで分けてもまだかなり量が残っている場合は、さらにそこから“来シーズンも着たいかどうか”でもう一度分けてみましょう。
収納スペースには限りがありますので、畳み方や収納術などのテクニックを使っても収まりきらない量は減らすしか方法がありません。
5.ある現場で感じたこと
本来なら引越しは絶好のモノの整理タイミングなのですが、引越しまでの時間がタイトで洋服の整理に時間がかけられなかったことがあります。ほとんどを次のおうちに持って行くことになると、運ぶ荷物が多くなり引越し代もかかります。
前もって整理しておけばお金もかからず、時間にも余裕ができたはずです。引越し先は今よりクローゼットが小さくなると想像して、引越し先にも持っていきたい服かどうかで最後に判断していただければと思います。
以上、現場やおうちで衣類を整理する方法でした。
他にも分類別などに分ける方法などいくつかありますが、まずはこの5つの中で1つでも2つでも自分に合う分け方があれば試してみていただければと思います。
毎年、着たい服が見つからない!着たい服がない!という方は衣類整理で服の量を見直してクローゼットから着たい服がすぐ取り出せるよう整えてみませんか?
◆記事を書いたのは…吉川晶子
整理収納アドバイザー。年齢の離れた3児(社会人・大学生・小学生)のワーキングママ。簡単整理で時短・ラク家事目指して奮闘中です。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。