低コストで個性的な家に! リノベーション実例の魅力

2017/09/26

今、中古物件をリノベーションして暮らす人が急増中! 新築よりも低予算で、オリジナリティーのある家づくりができるのが人気のマト。団地をリノベーションしたK・Mさんのお宅でその魅力を探ってみました。

壁や扉をなくして、自由に行き来できる空間に

妻が生まれ育った築30年以上の団地の中古住宅を購入し、リノベーションしたK・Mさん。「どこにいても家族が感じられる、開放的な家にしたかった」という希望で、元々3つの部屋に仕切っていた壁を取り払い、扉も最小限にしてひと続きの空間に。玄関からリビング、畳スペースまで家中ぐるぐる行き来できるようになりました。

窓側は床と天井の高さを変えて、くつろぎやすく!

ダイニングキッチン側は、下階に足音などが伝わらないようフローリングの二重床に。バルコニーがある窓側のスペースだけ床を下げ、天井板の一部を抜いたのでより広々と感じられます。さらに愛猫用のキャットウォークになる頑丈な柱を設置。大きめのハンモックも取り付けたので、子どもの遊び場として大活躍です!

玄関ホールは土間にして、書斎と一体化!

元は小さい靴箱があるだけの一般的な玄関でしたが、収納が少なく、閉鎖感があったため、思い切って隣室の壁を取り払いました。玄関ホールと書斎スペースが一体化した個性的な空間に! 床もモルタル仕上げの土間でつながっているので、自転車や子どもの外遊びグッズなどもそのまま置け、片づけや掃除もラクになりました。

コーナーごとに壁の色を変えてアクセントに

リビングダイニングはペールグリーン系、玄関ホールはシックなブルー系など、コーナーごとに壁の色を変えているのもKさんのこだわり。洗面所やトイレには、ビビッドなカラーリングを取り入れることで、団地の古いパーツもおしゃれに一新しました。

古い、狭いなど、デメリットだらけの団地も、リノベーションによってこんなに開放的でおしゃれな空間に変身! ほかにはない“わが家流”の自由な家づくりができるのが魅力なのですね。

参照:『サンキュ!』9月号「リノベーションでつくる、ご機嫌に暮らせる住まい」より一部抜粋。掲載している情報は17年8月現在のものです。

撮影協力/リノままby.東京テアトル、撮影/林ひろし、取材/平井裕子、文/宮原元美(『サンキュ!』編集部)
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