物を捨てられない人が"ちょっと変わるため"にやってみるといいこと5つ

2022/01/25

物を捨てられない、と悩んだり、片づけはじめても進まずに止まってしまうということはありませんか。あきらめてモヤモヤが続き、お部屋のゴチャゴチャがずっと気になっているのもいやですよね。

捨てられない人でも行動と考えを少し変えてみると、物を手放すことができ部屋が片づくきっかけになります。整理収納アドバイザーの堀内百恵さんに、その行動と考え方のコツを教えてもらいました。

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1.買った物は使う

物を買うときは、「足りないかもしれない」「欲しいから!」と勢いで買い、その後は放置して忘れてしまう……ということはありませんか?

お片づけサポートでも、クローゼットから値札がついたままの洋服でてくることがよくあります。特にたくさんのものを持っているかたは、まずは買ったままで使っていないものはないか、家の中を見回してみてくださいね。

2.今ある物が減るまで増やさない

今既にストックがたくさんあって溢れているなら、増やさずに減らしていくことを考えましょう。ひとつの消耗品をどれくらいの期間でつかいきるかを調べてみるのもいいですね。

たとえば、4人家族のわが家ですが、トイレットペーパーの消費は12ロール3週間です。今あるストックで、どれくらいもつかがわかると買うタイミングの目安にもなります。

3.いつか使うかも、着るかもを実行してみる

いつか使うかも、着るかも…と思ってとってあるものは使ってみましょう。

箱に入ったままの家電や物を箱からだして、すぐ使える場所に移動したり、サンプル品を普段使ってみたり、まだ着られるかもととっている洋服を実際にきてみましょう。使い心地や着心地、好みかを考えてみることができます。

4.いったん保留にして様子をみる

捨てて後悔したくないと判断に迷うものは、いったん保留もOKです。
普段使っているものとは分けて「保留ボックス」などにまとめておくと、一年後もまったく使わなかった、なんてことはあるあるです。実は「なくても困らない」ことがわかると手放しやすくなります。

5.捨てられない理由を考える

とっておく理由と使っていない理由を言葉にしてみると、「捨てられない」がより具体的になります。思い出がある、〇〇の時に使える、他に代用品がないからとイメージがつくものは残す理由になります。

いつか使うかも、もったいないからというものは実際はなくても大丈夫な場合が多いです。必要なものは個人個人で違いますが、本当に自分にとって必要なものはどうしようかなと迷ったりしないものです。

「捨てなきゃ…」と思うだけで進まないなら

ものを捨てるとスッキリするのは分かっているんだけど…と立ち止まってしまうなら、まずはおうちの中にあるものを使ってみてください。
そして捨てられない物は残す理由を考えるところからはじめてみてはどうでしょうか。ものと向き合う意識が変われば片づけが進むきっかけになりますよ。


■執筆/堀内百恵…3LDKマンション暮らしの整理収納アドバイザー。家族みんなが片付けたくなる、部屋と心が軽くなる快適な暮らし、使いたい物や書類が5秒でみつかる整理収納術を提案。

編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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