片づかない人の【収納】に関するたったひとつの勘違いとは
2022/06/11
片づけのプロ・ライフオーガナイザーのおだけみよです。
汚部屋主婦時代は片づけても、数日で元に戻ってしまうことが日常茶飯事。
散らかるたびに雑誌などを見て、試行錯誤を繰り返していました。
リバウンド経験は数知れず。
今回は汚部屋主婦時代にやらかしていた「たったひとつの勘違い」を紹介します。
「収納=綺麗に収めること」という勘違い
汚部屋主婦時代は、常に「スペースに物が綺麗に収まった状態」を目指していました。
・中が見えないかごや白いボックスを使った隠す収納
・収納を1スペース1アイテムで細かく仕切る収納
・目のつくところに物を出さない隠す収納
綺麗に物を収めて、それが維持できるのはほんの数日。
1週間たつ頃にはすっかりリバウンドして元通り…。
汚部屋主婦時代は、「綺麗に収める→散らかる」の繰り返しでした。
リバウンドしないコツは「戻しやすい収納」
リバウンドしてしまう原因は「使った後、元に戻さないから」。
当たり前といえば当たり前なのですが、汚部屋主婦時代はこれに気がついていませんでした。
綺麗に収まった収納はさっと取り出すのは簡単。
でも、きっちりしすぎているとズボラな私には戻すのが面倒。
その結果、使ったら使いっぱなしになることが多かったのです。
我が家の改善策は…
戻しやすいように意識しているのはこのふたつです。
見える収納
目線の高さにある吊戸棚は一番使いやすい収納スペースです。
ここをオープンに収納することで、出し入れしやすい収納ができました。
出しっぱなし
キッチンツールを引き出しにしまうと、「引き出しを開閉する」というアクションが増えます。
めんどくさがりな私はそれすらも億劫でした。
ひとつでもアクションを減らすために、よく使う物を厳選して出しっぱなしにしています。
ベストアンサーは人によって違う
とは言え、見える収納や出しっぱなしは汚れがつきやすいから苦手という方もいらっしゃると思います。
そんな時はどうするか?
「汚れがつかないように、引き出しや棚に仕舞うこと」
人の好みは十人十色。
もちろん収納の好みや使いやすさも十人十色です。
実は片づく収納に、万人に通用するベストアンサーはありません。
答えは「自分の心の中にある」
リバウンドしにくい収納を作るコツは「自分がどうしたら戻しやすいか」を見つけることです。
・収納は、見せるor隠す
・仕切りは、つけるorつけない
・物を、仕舞うor仕舞わない
収納に迷ったら、SNSを見るより、自分自身に2択の質問をしてみてください。
SNSで人気の収納を真似るよりも、はるかに使い勝手のいい収納が出来上がります。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
ライフオーガナイザー。
汚部屋主婦から片づけのプロに。
個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動、
現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。
サンキュ!STYLEでは片づけ、掃除、料理など、家事がラクになるコツを発信中!
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。