ミニマリストキッチンとスカンジナビア風のインテリアが特徴のスタイリッシュなモダンなアパートメント

絵で見てわかる!使いやすいキッチンのしまい方図鑑

2022/07/16

キッチンが使いやすくなればつらい真夏の食事作りもグッとラクに。それには「しまい方」が肝心!重要ポイントを絵でまとめました。ひと目でコツがわかってマネしやすく、スイスイ片づきます♪

<教えてくれた人>
知的家事プロデューサー 本間朝子さん
仕事と家事の両立に苦労した経験から時間と労力を省く家事メソッド「知的家事」を考案。テレビや雑誌など各メディアで活躍中!著書に『家事の手間を9割減らせる部屋づくり』(青春出版社)ほか。

キッチンは使うシーンと使用頻度でしまう場所を分けると、劇的に作業効率がアップします!

「キッチンの作業台は、水を使うシーン、下ごしらえなどの調理シーン、火を使うシーンの3ゾーンに分かれます。だからまずは『どのゾーンで使うか』で持ち物を分けることが大事。次に、よく使う物はすぐ手が届く位置に、出番が少ない物はそれ以外の場所に、使用頻度に合った高さにしまうと、使い勝手のよいキッチンに!」(本間さん)。

使いやすいキッチンの作業台

POINT1 横のラインは、「3つのゾーン」に分けてしまう

水切りに使うざるをコンロ下に取りに行くなど、調理中ムダにウロウロしていませんか?上記のイラストを参考に「水と一緒に使う物はシンク回り」「下ごしらえなどに使う物は調理台回り」「加熱調理などに使う物はコンロ回り」とゾーン別に使う物を集めて収納を。それだけで調理の時短に!

●シンク回り(水と一緒に使う物)
・スポンジ
・たわし
・食器用洗剤
・ふきん
・排水口ネット
・ボウル、ざる
・計量カップ
・小鍋
・包丁、まな板
・ペーパータオル
・洗剤ストック
・掃除グッズ
・ゴミ箱

●調理台(下ごしらえや保存に使う物)
・ピーラー
・キッチンばさみ
・カトラリー類
・ボトル入り調味料
・ラップ、アルミホイル
・保存容器
・保存袋

●コンロ回り(加熱調理や調味に使う物)
・フライパン
・鍋、土鍋、圧力鍋
・おたま
・卓上コンロ
・フライ返し
・トング
・塩、こしょうなどよく使う調味料

POINT2 縦のラインは、「使用頻度」で高さを使い分ける

ゴールデンゾーンは両手を軽く曲げた状態で描いた円の範囲。ラクに手が届き一番取りやすいので、毎日~週2回以上使う1軍の物を収納します。使用頻度が低くなる2軍・3軍は、軽い物は上、重い物は下のスペースにしまって。毎日使うのにかがんで取っていた鍋をゴールデンゾーンに移すだけでストレスが減ります。

【使用頻度の分け方一覧】
●1軍…毎日~週2回以上使う物
ざる、ボウル、包丁、まな板、菜箸、おたま、小鍋、フライパン、塩、こしょう、砂糖、食器用洗剤、スポンジ、ふきんなど

●2軍…月に2~3回使う物
トング、ポテトマッシャー、泡立て器、おろし金、ミトン、ホットプレート、フードプロセッサー、ストック類など

●3軍…年に2~3回使う物
重箱、飯台、客用食器、お菓子作りの道具、食器用洗剤や掃除道具のストック、調味料のストックなど

POINT3 キッチンツールは自分の「使いやすさ」を重視して!

キッチンツールの収納には2つのタイプが。「出しっ放し」は取りやすいけど見た目がゴチャつくので、デザインを統一して数をしぼると◎。「しまう」とスッキリしますが、出し入れに手間がかかるのでPOINT4を参考に引き出しの収納を工夫してみて。

POINT4 引き出しの中は、「横に仕切る」と出しやすい

縦に仕切る方法もいいけれど、より効率化を図るならイラストのように横に仕切る方法もあり。よく使う物は手前のスペースに集めて収納すると、引き出しを全開しなくても出し入れできてラクちん♪あまり使わない物は奥にしまえばOKです。

全部開けないと取れない。

手前からサッと取れる。

POINT5 大きな棚は、上下で「引き出し化」すると便利!

高さのある棚は物を適当に詰め込んでカオスになりがち。そこでつっぱり棚やコの字形ラックで上下にスペースを区切り、奥行きのあるBOXやトレーを置いて収納してみて。BOXを引き出せば奥の物もスッと取り出せて便利。上の空間と奥のスペースが有効活用できちゃいます!

参照:『サンキュ!』2022年8月号「使いやすいキッチンのしまい方図鑑」より。掲載している情報は2022年6月現在のものです。監修/本間朝子 イラスト/ tent 構成/竹下美穂子 取材・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部

関連するキーワード

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND