2割捨てでラクに暮らせる家に!「捨てる2 割」の 見極め方
2022/07/26
捨てそびれた不用品を捨てれば、家にある物が2割減ってすっきりします!ごちゃごちゃしがちなキッチンや増えてしまう洋服など、自分も家族もラクに暮らせる家に変身する、「捨てる2割」の見極め方をご紹介します。
<教えてくれた人>
ricoさん(千葉県 39歳)
夫(38歳)、長女(16歳)、二女(9歳)、専業主婦。
インスタグラム:ricotan0808__j
◎HOUSE DATA◎
賃貸団地/4LDK(93平米)/築27年
2割捨てただけで自分も家族もラクに暮らせる家に変身!
すっきりした家で暮らしながら「思い出を手放すのが苦手」というricoさん。完璧なママやシンプルな暮らしをめざしたことで、疲れが爆発してしまったことも。一気に物を捨ててさびしい気持ちになった経験もあり、「むりに捨てない、自分の心がラクになる物の減らし方」を模索。その結果、2割の物が減り、掃除がラクになって自由な時間が増えたそう。住まいが快適になったおかげで、家族も片づけ上手に!
「捨てる2割」の見極め方
捨てるのも家事も頑張らない!というマイルールで、持ち物を2割だけ処分。ricoさんならではの捨て基準で、現在の快適な暮らしを手に入れました。
「私には作り置きは無理」って認めて数を削減
【作り置き用の保存容器】
自分の心をラクにするため、苦手な作り置きはしない!と決意。作り置き用の保存容器を減らして、べんとう箱と同じ引き出しに収まるだけに。何があるか見やすく、使いやすさもアップ!
取り出しにくさを感じたら本数を見直して出し入れしやすく
【古い&使っていない調味料】
「棚に入れるのは○本まで」と数で縛るより、自分が「取り出しにくい」と感じたら本数を見直す習慣に。使っていない物や賞味期限切れの物を減らして、収納内のゆとりをキープしています。
この皿にはあのおかず。役割を決めたらお気に入りだけに
【出番のない皿】
たくさん食器があっても、手に取るのはいつも同じ物。そこで皿ごとに"役割"を明確にしたら、出番のない物に気づけたそう。以前に比べて4分の1の量に減らせ、小さな棚と吊り戸棚に収まる量に。
「3パターン以上着回せる」を基準にしたら押し入れに収まる量に
【着回しにくい服】
「服が好き」な気持ちをあきらめずに数を減らすには、「気に入った服に大活躍してもらう」のがいちばん。自分の服を減らしたことで、長女以外の家族分がすべて押し入れに収まりました。
「自分がラク」になるならたくさん持っていてもOKに!
ricoさんが物量を見直す目的は「自分がラクになるため」。多いほうがラクなら減らさなくてもOK!とフレキシブルに考えて、あえて複数持つアイテムもあります。
【文房具】
文房具は家族のだれかが持ち出すと使えなくなり、迷子になることも多いので、よく使う物は2つ以上用意。「あれはどこ~!?」と探すよりラク。
【カトラリー】
おやつを食べるときなどに出番の多いスプーン類。数が少ないと小まめに洗うのが面倒なので、いくつも引き出しにスタンバイ。行方不明になっても大丈夫です。
※『サンキュ!』17年10月号~22年4月号に掲載された記事を抜粋、加筆、再編集しています。名前、年齢、家計などについての情報は、取材当時のものです。
※名前は本人の希望により仮名を使用している場合があります。
※都道府県名、年齢、住居形態、間取り図は、事情により掲載していない場合があります。
参照:『サンキュ!』2022年8月号「捨て方事典」より。掲載している情報は2022年6月現在のものです。編集/サンキュ!編集部