朝は自分の支度に家族の用意、洗濯やお弁当づくり…とにかくバタバタしがち。気づけば「朝ごはんどうしよう?」と焦る日も多いですよね。
そこで今回は、あえて“ちゃんとつくらない”朝ごはんにシフトして、家事の負担をぐっと軽くする方法を、時短家事スペシャリストのaidogがご紹介します。

「ちゃんとつくらない」で、朝の家事がぐっとラクに
朝ごはんを「しっかりつくらなきゃ」と思うほど、それが負担になってしまうもの。だからこそ、あえて“ちゃんとつくらない”と決めてしまうのがおすすめです。
品数は少なくてOK、冷凍やレトルトでもOK。さらに朝からまな板や包丁を使わないだけでも、家事はぐっとラクになります。
手を抜いているわけではなく、無理なく続けられる仕組みをつくるのが大切です。
冷凍ストックを味方に!手間をぐっと減らす
忙しい朝にまな板や包丁を使わずに済むよう、冷凍野菜をストックしておくととても便利です。市販の冷凍カット野菜なら、袋から出すだけでそのまま使えて手間いらず。スープや味噌汁の具にすれば、あっという間に一品が完成します。
また、パンやおにぎりを1食分ずつ冷凍しておけば、温めるだけですぐに出せるので、朝の支度がぐっとラクになりますよ。
そのまま出すだけでOKなものを常備
ヨーグルトや納豆、インスタントの味噌汁やコーンスープ、バナナやみかんなどのフルーツは、朝にそのまま出すだけで一品になる強い味方。お湯を注ぐだけ、皮を剥くだけで済むものをストックしておくだけで、ぐっと気がラクになります。
献立パターンを決めておくと悩まない
朝ごはんの組み合わせをあらかじめいくつか決めておくのもポイントです。
例えば「パン+スープ」「おにぎり+味噌汁」「シリアル+ヨーグルト」など、家族の好みに合わせて3パターンほど用意しておけば、毎朝迷わずに済み、準備もスムーズになります。考える負担が減るだけでも、朝のストレスはぐっと軽くなるもの。
パンには冷凍野菜を使った簡単スープを添えたり、おにぎりにはインスタント味噌汁を合わせたりするだけで十分です。少し果物を切って添えれば、見た目も栄養バランスも整いますよ。
がんばらなくても、ちゃんと暮らしは回る
朝ごはんを“ちゃんとつくらない”と決めるだけで、家事の負担はぐっと軽くなります。冷凍ストックやそのまま出せる食材、決まった献立パターンを上手に使えば、忙しい朝でも無理なく続けられるはず。
がんばりすぎなくても、暮らしはちゃんと回っていくから大丈夫です。気持ちがラクになる朝の工夫を、ぜひ取り入れてみてください。朝の支度がスムーズに進むと、その日一日を気持ちよく過ごす余裕も生まれますよ。
◼︎執筆/aidog
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)、時短家事スペシャリスト。YouTubeやInstagramでは、暮らしをラクに整える掃除のコツや、自分時間を生むための時短家事アイデアを発信しています。
編集/サンキュ!編集部