片づけのプロが伝授!洗面所が広く見える片づけ・収納テクニック
2022/09/03
毎日使う場所だからこそ、キレイで広々としておきたい洗面所。今回は、そんな洗面所が広く見える片づけ・収納テクニックを伝授。教えてくれたのは、アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する「美部屋(掃除・片付け)コンサルタント」の山口奈穗子さんです。
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5つのポイントを意識して洗面所を広く見せる!
洗面所を「最大限」に広く使える状態・広く見える状態というのは、
・何も置いていない
・きれいに掃除されている
という、まるで新築のような状態ですよね。とは言え、そこまでいかなくても広くてスッキリした状態を維持したいという場合には、以下の5つのポイントを意識してみましょう。
ポイント1:洗面所にものを持ち込みすぎない
洗面所には鏡がありますので、アクセサリー類やメイク用品を持ち込む場合も多いと思います。これらのものは、種類も多く、数も増えやすい、つまり散らかりやすいので要注意です。
洗面所にそれらの収納場所がある場合でも、収まる量に限定し、使った後は片付ける習慣が大事です。
アクセサリー類やメイク用品を収納するスペースがない場合は、ほかの場所(または収納ケース)に保管し、その都度洗面所に持ち込むようにするという流れを作ることで、洗面所が狭くなるのを防ぎます。
ポイント2:表に出すものを最小限にする
洗面所の表に出しておく必要があるものは、ハンドソープなど、じつはそう多くはありません。収納棚や引き出しを最大限に活用して、表に出しっぱなしのものをできるだけ減らすようにしてみましょう。
洗面所全体の物量を増やさないために、洗剤などのストックを1つずつまでに管理するなど、ルール作りも大事です。
ポイント3:収納を工夫する
収納棚や引き出しのスペースが足りない場合は、扉の裏も積極的に活用しましょう。扉の裏側を活用するための収納用品は、今いろいろと販売されています。ですが、そもそもの物量を減らすことが何より効果的です。
ポイント4:きちんと置く
ものがまっすぐきちんと置かれているだけで、場が整然として、広く感じられます。例えばいくつかものが並んでいるときに、手前の位置のラインがまっすぐに揃っているだけで、整然として見えます。ものの正面が手前を向いて置いてあることも、場が整い、広く見えるコツです。
ポイント5:色の数を押さえる
色の効果も大きいです。白っぽい淡い色のほうが、濃い色よりも膨張して広く見えます。そのことを意識して、洗面所に置くものやインテリアを考えるとよいでしょう。
淡いブルー系の色は、空や海をイメージできて広く感じることがありますので、上手に取り入れてもよいかもしれません。また、タオルや歯磨き用のコップ、マウスリンスなど、多くの色がバラバラにあると雑多な印象になりやすいため、狭く感じられる要因となります。見せない収納にするか、色をできるだけ統一するとスッキリしますよ。