なぜか狭く感じられてしまうリビングの特徴5つを片づけのプロが解説
2022/08/20
それなりに広いはずのリビングが、なぜかいつも狭く感じられてしまう。そんなお悩みを抱えている人は意外と多いようです。
そこで今回は、アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する「美部屋(掃除・片付け)コンサルタント」の山口奈穗子さんに、狭く感じられてしまうリビングの特徴5つを解説してもらいました。
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特徴1:入口付近に大きな家具がある
部屋の入口あたりに、大きな家具や家電製品を配置していませんか?本来は通り道であるはずの場所に大きなものがあると、部屋の入口が窮屈な印象になるため、部屋全体も狭い印象になります。また入口で感じる圧迫感により、その先にある開放的な空間を想像しにくくもなってしまいます。
特徴2:窓際に大きな家具がある
一般的にリビングには大きな窓がありますが、その窓をふさぐように家具が配置されていると狭く感じられます。窓はただ明かりを取り入れるためだけにあるのではなく、外の景色が視界に入るようにすることで開放感を演出するものでもあります。しかし、そこに大きな家具を配置してしまうと視界がさえぎられ、部屋が狭く感じられてしまうのです。
特徴3:部屋が暗い
ダークトーンの壁、床、家具などの割合が多いほど、部屋は狭く感じられます。洋服でも、黒だと細く見えて、白っぽいと「膨張色」で太って見える、という話がありますよね。部屋もそれと同じです。ダークな印象の部屋は引き締まって感じられる……つまり狭く感じられるのです。
特徴4:〇〇と兼ねている
例えば、リビングの一角が子ども部屋を兼ねている、あるいは一角を寝室のように使っている、などのような場合もリビングは狭く感じられます。兼用することで物理的にリビングのためのスペースが減ることに加えて、子ども部屋や寝室といった個人的な空間は生活感が出やすく散らかりがちなので、それも狭く感じられる原因になります。
特徴5:出しっぱなし
ふだん使っている日用品があれこれ出しっぱなしになっていると、部屋は狭く感じられます。書類、薬、食品など、いろいろな種類のものが部屋のあちこちに置いてあることで、空間がどんどん埋め尽くされてしまいます。とくに床にものを置いてしまうと、あっという間に狭さが加速してしまいます。