ちゃんと片付いているはずなのに、なぜか「汚い」と感じてしまう家の共通点
2022/09/23
しっかりと掃除をして、片づけているはずなのに、なんだか我が家は「汚い」気がする……。整理収納アドバイザーの松下香奈さんによれば、そういった家にはとある共通点があるのだとか。解説してもらいました。
共通点1:棚やテーブルの上に物が出しっぱなし
ダイニングテーブルや腰高の棚の上はつい物を置いてしまいがちです。ここに物が無いだけでお部屋がぐんとすっきり見えます。
子どもが小さいうちは、ダイニングテーブルの上でお絵描きや工作をしたり、学習をしたりすることも多いのではないでしょうか。子ども用品がテーブルの上に出しっぱなしにならないよう片づけも大変になってしまうので、ケースにひとまとめにしておくと出し入れもしやすくなります。
リモコンはすぐに手が届くところに置いておきたいので、出しっぱなしになりがちですが、壁などに浮かせる収納をすると、棚の上へちょい置きもなくなり、リモコンを探すような事態もなくなります。
共通点2:収納グッズが多い
物が増えてきたから、とか、部屋が散らかるようになってきたから、といった理由でどんどん収納グッズを増やしてしまうと、物も増え続けてしまい、収納はされているけれどなんとなくごちゃついた部屋になってしまい、さらに探し物が見つかりにくいというデメリットも。
また収納ボックスやたんすなどの大型収納はスペースをとってしまい、その分部屋が狭くみえてしまいます。
新しい収納グッズが必要と感じたら、まずは「使っていない物」を手放してみてください。
物の量を減らしてみると、意外と今までの収納で十分だったりします。
共通点3:インテリアのカラーが多様
片付いているはずなのになぜかごちゃごちゃした感じに見えるときは、インテリアのカラーが影響している可能性もあります。カラーが多いと、ちぐはぐな印象になってしまいます。そんなときはカラーを統一するか、メインで使うカラーを3つまでに抑えましょう。また、家具は基本的にフローリングの色に合わせて選ぶとなじみやすくなります。
共通点4:配線がごちゃついている
お部屋が片付いていても、コンセント周辺やテレビ周りにごちゃごちゃした配線が見えていると汚く感じてしまいます。
コンセント周辺は、携帯やタブレットなどその時だけの充電に使うケーブルは充電が終わるとしまうように心掛け、常に必要なケーブル以外は付けたままにしないようにします。
ルーターなどはファイルボックスやカゴに入れて目隠しをするとより片付いてみえます。
◆執筆/松下香奈さん
衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイザーで、3 人の女の子のママ。セミナー講師なども行っている。
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