溜めがちだけど溜めちゃダメなもの4選!整理収納のプロが捨てかたと合わせて解説
2024/02/25
ものが多いと家の中がすっきり片付かない原因にもなります。今回は「溜めてしまいがちだけど溜めるのはNG」なものについて、整理収納アドバイザーでセミナー講師も行っている松下香奈さんに教えてもらいました。
【1】サイズアウトした子どもの服や靴
サイズアウトしていてもなかなか捨てられない理由に、状態がまだキレイだからとか、子どもの思い出が詰まっているからなどがあると思います。あるいは「いつか誰かに譲れるかも」ととっておくこともあるでしょう。
しかし、衣類は時間の経過とともにシミが浮き出たり劣化したりしてしまうので、保管する期間を決めて、それ以上使うことがなければ手放すのをおすすめします。
フリマアプリやリサイクルショップを利用すれば捨てるより罪悪感が減ります。子どものファーストシューズなど、思い出深くてどうしても手放せない衣類は思い出BOXを用意してそこに保管してはどうでしょうか。
【2】付属のタレ
納豆のタレや、テイクアウトしたものに付いてきたタレなどは「いつか出番がありそうだ」と保管しがちです。しかし、実際には役立つことはまずありません。すぐに処分してしまえば、冷蔵庫のポケットがごちゃつくのも防げますよ。
【3】紙袋
「いつか使うから」と溜めこみがちなアイテムの代表格とも言える紙袋。だいたいのご家庭は使うよりも入ってくるペースのほうが多いのでどんどん増えてしまいます。
そんな紙袋はケースなどで専用の収納スペースを作り、そこに入るだけをストック上限にしましょう。それ以上は保管しないように、いっぱいになったら古い紙袋から捨てるなどのマイルールを設けておくといいですね。
【4】プリント、DM類
学校から配布されたプリント類はできるだけ早めに処理をします。後回しにしてしまうと「気づいたときには提出期限を過ぎていた!」なんてことも。
だから出欠連絡が入っていたら、忘れないようにその日の内に記入して子どもに提出を促します。目を通したプリントやDMはすぐに処分。学校行事の案内など、提出の必要はないけれど重要なプリントがあれば、スマホのプリント管理アプリなどに保存してプリント自体は処分してしまいましょう。
ついつい溜めてしまいがちなアイテムはいろいろありますが、マイルールを決めることでものが溢れてしまうのを防げて、部屋も気持ちもスッキリしますよ。
◆執筆/松下香奈さん
衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイザーで、3 人の女の子のママ。セミナー講師なども行っている。
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