子ども4人&片づけ上手な働くママが考案!子どもが「自分で片づけられる収納」で母の負担を減らす

2023/03/23

子ども4人の働くママで「片づけの達人」のベリーさんにストレスフリーな子ども収納を教えてもらいました。仕組みを整えたらあとは子どもにお任せ!勝手に出し入れ&ものが散らからない収納で、負担を減らしてラクしちゃいましょう。

<教えてくれた人>
ベリーさん(東京都 40代)
夫(40代)、長男(中学生)、長女(小学生)、二男(園児)、二女(園児)の6人家族。週5日フルタイム勤務。著書『子供4人共働き 賃貸60㎡でシンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)。

◎HOUSE DATA◎
賃貸マンション/築40年以上/2LDK(60平米)

オープン収納なら勝手に出し入れしてくれる

「しまうときに少しでも面倒だと、ちょい置きが増えて散らかるので、ワンアクションで戻せる収納に。ハードルを下げれば小さい子でも片づけられます♪」。

文房具は自分専用の筆箱にまとめると散らからない

【小学生】【中学生】
10代の長男と長女は文房具にも好みが出てきたので、家でも自分専用の筆箱を用意。普段はオープン棚の教材の上にポンと収納。好きなグッズを使うと勉強もやる気が出るそう!

絵本は色別に分けると小さい子でもしまいやすい!

【園児】
絵本は子ども部屋の棚に色別に収納。「『赤コーナーに戻してね』と言えば2~3歳でもしまう場所がわかります。色別に並べると、本がたくさんあってもスッキリ見えて◎」。

おもちゃ&工作グッズは「フタなし収納」が大正解

【園児】【小学生】
ブロックやぬいぐるみなどよく遊ぶグッズは、子どもが1人で簡単に戻せるように工夫。ざっくり種類別に、紙箱や紙袋にポイポイ入れれば床からものがなくなってスッキリ!

おやつはキッチンワゴンの下段にそのまま放り込み

【園児】【小学生】【中学生】
子どもが自分でおやつを取れるから母は手間いらず。「自由に選んでいいけれど、食べるのは親に聞いてから、が幼いころからのお約束なので、食べ過ぎたりはしないです」。

最短距離にしまえば、ものが散らばらない

母の負担を減らすには、子どもが使う場所のすぐ近くにしまう場所をつくることも重要。子どもでも「すぐ戻せる」から、盛大に散らかっても10分でスッキリ片づく!

勉強道具はテーブルすぐ後ろ!のオープン棚にひとまとめ

【園児】【小学生】【中学生】
ダイニングテーブルで勉強するベリー家。テーブルのすぐ後ろに収納棚を置き、すぐ教材が片づく仕組みにして散らかりを防止。上段の左側は長男、一番右は長女と人別に収納。

「中はお任せ」 で母の負担を減らす

しまう場所を決め、収納グッズを用意して片づく仕組みを整えたら、後は子どもにお任せ。「使ったら戻すルールを守れたら、中はグチャグチャでもとりあえずはOKです」。

衣類は1人1BOX制で洗濯後は各自に任せる

【園児】【小学生】【中学生】
オンシーズンの服はリビングのクローゼットに収納。各自、衣装ケース1つに入る分だけにして数を絞り、管理しやすくしています。「衣類をしまうのは子どもたちの仕事で、きれいに畳めなくてもちゃんと戻せれば合格。下の子たちも練習中です」。

小学生以上は個人スペースをつくって私物は各自で管理させる

【小学生】【中学生】
「小学生になると交友関係が広がり、外出グッズや友達の手紙、財布など私物が増えます。小1の夏休みに子ども部屋に私物をしまう引き出しやBOXを用意。ランドセルや学校教材とともに自分で整理させます」。

プリント類は人別に「挟むだけ」で中はざっくり管理にしています

見返す必要があるものは紙のホルダーで人別に仕分けして、キッチンカウンターの書類コーナーで保管。「子どもに『あれどこ?』と聞かれたときも『そこ見て』で済むからラクです」。

折り紙・シールetc.しまう箱さえ合っていれば、細かく気にしない

【園児】
小物は100円の紙箱に「1箱=1アイテム」で収納。「シールで印をつけると、小さな子でもちゃんと戻してくれます。ポイポイ入れやすいよう、少し大きめの箱を選ぶのもポイント」。

ゲーム機器はテレビのすぐ近くにポイポイ放り込み式がラク

【園児】【小学生】
テレビ台の下にカゴを置き、毎回使うコントローラーの定位置に。遊んだ後は置くだけで片づいて簡単!ゲームソフトは出し入れする頻度が低く色が目立つのでフタ付きBOXに。

ヘアゴム、カチューシャは洗面台の扉の裏にフックでズラリ!

【小学生】
長女のヘアアクセは身だしなみを整える洗面所が定位置。100円グッズの貼ってはがせるフックでつるす収納に。「よく使うゴムは手前に掛けると取りやすいです(長女)」。

大きさバラバラのマスクは玄関ドアに「貼って収納」

【園児】【小学生】【中学生】
「出がけに『マスクマスク!』となりがちなので、玄関ドアに100円グッズのマグネット式収納を2個つけて置き場を確保。上は中サイズ、下は小サイズと大きさで分けています」。

新学期前は必ず持ち物を見直す習慣をつけています

春休みや夏休みには、もう使わない教科書やノートなどを処分。絵の具セットなどは足りないものを確認して買い足し。「小3までは親子で、小4からは子ども1人で整理しています」。

参照:『サンキュ!』2023年4月号「『私が片づけなくていい子ども収納』で、春から絶対、ラクをする!」より。掲載している情報は2023年2月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/竹下美穂子 取材 ・ 文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部

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