「これ便利そう!」と100円ショップや無印良品で収納グッズを買ったものの、サイズが合わなかったり、思ったより使いにくくて放置…。そんな経験、ありませんか?
実は私たち片付けのプロたちは、“買う前”の行動でムダ買いを防いでいます。この記事では、収納グッズ選びで失敗しないために、整理収納アドバイザーが実践している3つのルールをご紹介します。

1. まずは「必要な収納グッズ」を明確にする
なんとなく便利そう、という理由だけで収納グッズを買うのはNG。まずは、「どこで」「何を」収納したいのかを明確にすることが大切です。
たとえば、「子どもの文房具をまとめたい」「キッチンの食品ストックを見やすく管理したい」など、具体的な目的が決まると、必要な形・素材・機能が見えてきます。目的がはっきりしないまま買うと、サイズが合わなかったり、結局使わず終わってしまうことも。
必ず具体的な使用方法を考えるためにも、目的を明確にしましょう!
2. 買う前に必ず「サイズを測る」
せっかく気に入って買ったのに、収納スペースに入らなかった…というのはよくある失敗。収納グッズを買う前には、設置したい場所の「奥行・幅・高さ」をしっかり測るのが鉄則です。
さらに、中に入れるモノのサイズや量も考慮しておくと、使いやすさがグンとアップ。スマホで撮影しておく、メモを取るなどして、いつでも確認できるようにしておくと安心です。
3. 「必要な個数」を把握してから買う
「とりあえず3つ買っておこう」とまとめ買いした結果、個数が余ってしまい、結果収納場所を圧迫…というのもよくある失敗です。
グッズを購入する前に、収納するモノの数と量を見極め、「何個必要なのか」を具体的に考えることがポイント!ムダ買いを防ぐためにも、きちんと必要な個数を把握してから購入しましょう!
今回は、収納グッズを買う前に意識したい3つのルールをご紹介しました。
特に100均アイテムは気軽に手が出る分、慎重さが必要。安くても“使わなければ高い買い物”になってしまいます。そんな時こそこの3つのルールを思い出してみて下さい!
収納グッズ選びで失敗しないためには、「買う前の3ステップ」がカギになります。
●何を収納したいかを明確にする
●サイズをしっかり測る
●必要な個数を見極める
この3つを意識するだけで、“使わない収納グッズ”が減り、家の中が整いやすくなります。無駄なく、心地よく収納を整えたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
■執筆/持田友里恵
片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信念のもと、片付けの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。
編集/サンキュ!編集部