4人の収納達人ママたちが教える 7種の「物別子ども収納」全部見せ!子どもと一緒に考えてみて
2023/03/26
年々増えていく子どもの持ち物。絵本やおもちゃに勉強道具、衣類などはどう収納すればいい?ストレスフリーな物別の子ども収納アイデアを、園児から中学生までの片づけ上手な達人ママたちに教えてもらいました。
<協力してくれた達人ママたち>
・『サンキュ!』読者 akiさん(愛知県 38歳)
夫(42歳)、長男(9歳)、二男(8歳)の4人家族。元汚部屋住人の整理収納アドバイザー。住まいは5LDK(137平米)の一戸建て。インスタは「@shiroiro.home」。著書に『1秒片づけ』(学研プラス)。
・『サンキュ!』読者 いとうさん(福岡県 38歳)
夫(38歳)、長女(13歳)、二女(11歳)、三女(7歳)の5人家族。仕事は事務で週6日フルタイム勤務。住まいは2LDK(130平米)の一戸建て。効率的な家事や収納テクが人気。インスタは「@itou58」。
・『サンキュ!』読者 ゆみさん(長野県 43歳)
夫(43歳)、長男(12歳)、二男(9歳)、三男(6歳)の5人家族。住まいは4LDK(106平米)の一戸建て。仕事は看護師で週6日フルタイム勤務。手間を省いたずぼらな片づけできれいな部屋をキープ。
・『サンキュ!』読者 めもさん(東京都 30代)
夫、長男(4歳)の3人家族。住まいは2LDK(88平米)の賃貸マンション。仕事は事務職。子どもの身長に合わせてオープンに収納するモンテッソーリ式の片づけを実践中。インスタは「@memolip__」。
おもちゃ
●ブロックは浅いBOXにざっくり収納
ブロックは種類や色で分類せずまとめてしまう方が、子どもも片づけやすい♪高さ約10cmの浅い箱はブロックを探しやすいので◎。
akiさん(愛知県 38歳)
●100円のメッシュポーチは中が見えてGOOD
リカちゃん人形もパッとしまえて便利。ファスナーつきだから付属品も迷子になりにくく「あれどこ?」が減ります。
いとうさん(福岡県 38歳)
●カードゲームは100円の専用ケースに
中身が見えるクリアケースに強い順に並べています。パチンととめられるフタつきのケースだとカードがバラバラにならず◎。
ゆみさん(長野県 43歳)
●フタのない箱やトレーで中を見やすく!
どこに何があるかが一目瞭然で戻すのもワンアクション。子どもが4歳になったら自分で片づけてくれることが増えました。
めもさん(東京都 30代)
人形、ぬいぐるみ
●超1軍だけをテレビ横のハンモックに♪
100円グッズの浴室用ハンモック収納を活用して、よく遊ぶぬいぐるみの特等席に。ほかの物は1人1BOXでざっくり収納。
akiさん(愛知県 38歳)
●収納グッズは子どもに選ばせるとやる気UP
ぬいぐるみの収納は子どもたちが自分でチョイス。お気に入りの自分専用グッズでモチベーションが上がり、進んでお片づけを。
いとうさん(福岡県 38歳)
●飽きた物からどんどん手放す♪
ぬいぐるみや人形は場所を取るしたくさんもらうので、早めにリサイクルや寄付へ。数が多過ぎない方が子どもも片づけやすそう。
ゆみさん(長野県 43歳)
●よく遊ぶ物だけを特等席に並べて
毎日遊ぶ人形は子どもが立ったときにすぐ手が届くゴールデンゾーンに。軽い物は上、重い物は下に置くのも片づけのコツ。
めもさん(東京都 30代)
絵本、漫画
●今はまだ少ないので特になし☆
akiさん(愛知県 38歳)
●「漫画コーナー」を作って図書館のように
漫画は押し入れ用の可動式ラックに収納。ラックは今は横向きですが、本が増えたら数を増やして縦に並べ、スッキリしまう予定。
いとうさん(福岡県 38歳)
●3段ワゴンなら出し入れ楽勝
よく読む漫画や絵本はワゴンが定位置。手に取りやすくてすぐ戻せます。学校で借りた本はランドセルを置く棚にしまいます。
ゆみさん(長野県 43歳)
●表紙が見える棚なら子どもが出し入れしやすい
本のお顔が見えるようにポンと戻せばOK。並んだ本の隙間に戻す本をねじ込まなくていいので、まだ力が弱い園児に最適。
めもさん(東京都 30代)
勉強道具
●ダイニングテーブル下に収納をプチ手作り
100円グッズのメッシュパネルやフックなどを組み合わせて教材置き場を設置。座ったまましまえて散らからない!
akiさん(愛知県 38歳)
●勉強机の片づけはあえて口出ししない!
親にはゴミに見えても本人には宝物だったりする物もしまってあるので(笑)、片づけは子どもたちに任せています。
いとうさん(福岡県 38歳)
●子どもに意見を聞いて低い家具をセレクト
「ランドセルはポンと置くだけがいい」という子どものリクエストにこたえてテレビ台を収納に。ランドセルを床に放置しなくなった!
ゆみさん(長野県 43歳)
●知育用のiPadは使うときだけ登場させる
リビングにあると見たがるので子どもの目が届きにくい寝室で保管。おのずと親が管理することになり使いっ放しとは無縁。
めもさん(東京都 30代)
習い事、部活の道具
●ウエア類は「着替えスペース」に大集結
サッカーのウエアやすね当てなどのグッズはまとめてBOXへ。あちこち探さなくていいので子どもも迷わず準備できます。
akiさん(愛知県 38歳)
●塾の教材やバッグは自分のテリトリーに!
塾の教材も含めて私物はリビングに放置せず、子ども部屋の個人コーナーまで運ぶルールを徹底。リビングはスッキリを死守!
いとうさん(福岡県 38歳)
●ユニフォームとタオルは同じ場所に収納
3兄弟でハンドボールを習っています。練習にはタオルを必ず持って行くので、ウエアと一緒のケースにしまうと便利♪
ゆみさん(長野県 43歳)
●まだなし☆
めもさん(東京都 30代)
衣類、パジャマ
●色分けハンガーなら誰の服か一目瞭然!
トップスもパンツもハンガーで収納。ハンガーはシールで兄弟別に色分け。サイズがほぼ同じ年子でも誰の服かすぐわかる!
akiさん(愛知県 38歳)
●褒め続けることで服の片づけを習慣化
子どもが脱いだ服を洗濯カゴに入れたら「ママ本当に助かるよ」と褒めまくり!身につくまで言い続けて習慣化に成功。
いとうさん(福岡県 38歳)
●目で見てわかる「絵」でラベリング
洋服の絵が付いたラベルシールは100円ショップで購入。三男が園児だったときも絵を見て自分でお支度ができました!
ゆみさん(長野県 43歳)
●「身支度セット」は1カ所にまとめて
毎日着る服やパジャマは衣装ケースの1~2段目にひとまとめ。朝の身支度も入浴後のお着替えもここで完結するのでラクです。
めもさん(東京都 30代)
毎日使う小物類
●忘れがちな物は全部、前日に帽子の中へ
前日に子どもがハンカチ、ティッシュ、マスクをIN。帽子は必ずかぶっていくので自然と忘れ物がなくなって親はラク♪
akiさん(愛知県 38歳)
●子どもたち自身に自由に管理させてみる
自分の物は自分で管理できるようになってほしいので、子どものやり方を尊重。常にきれいじゃなくても気長に見守ります。
いとうさん(福岡県 38歳)
●食器類は炊飯器の横に並べてセルフでどうぞ
子どもの身長に合わせてお茶碗や取り皿などを配置。子どもの手が届きやすく、「準備して」のひと言で配膳してくれます!
ゆみさん(長野県 43歳)
●園で使う物は1つの引き出しに集結
ハンカチやタオル、マスクなどは身支度セットの衣装ケースの3段目にざっくり収納。名前スタンプなど親が使う物もここに。
めもさん(東京都 30代)
片づけに悩むママへひと言アドバイス
●子ども収納は「仕組み」が9割
子どもの意見を聞きながら片づけやすい仕組みを作ったらイライラが激減!忙しい人ほど仕組みを作って後はラクしましょう♪
akiさん(愛知県 38歳)
●ママ1人で抱え込まないで
私は家族に「1人で片づけるのは無理だから助けて」と真剣にお願いしました。ママは無敵じゃない。孤軍奮闘せずに助けを求めて。
いとうさん(福岡県 38歳)
●「片づけ会議」、オススメです
子どもの物は子どもと一緒に収納方法を考えます。数日試して感想を聞き、一緒に改善。達成感を共有できて片づけに協力的に!
ゆみさん(長野県 43歳)
●子どもの目の高さで収納場所を考えると◎
60cmまでの高さに収納すると、子どもも物のありかがわかり自分で出し入れ可能。片づけの自主性を育むことにもプラスに。
めもさん(東京都 30代)
参照:『サンキュ!』2023年4月号「『私が片づけなくていい子ども収納』で、春から絶対、ラクをする!」より。掲載している情報は2023年2月現在のものです。撮影/達人ママの皆さん 構成/竹下美穂子 取材・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部