がんばらなくても家が片づく!?「ついで片づけ」のアイデア4選
2023/07/26
あえて片づけよう!と時間を取ることも大事ですが、ためこまないようにしておくともっとラクできますよね。
外に出なくても、家の中で家事のために動き回ることが多い主婦。
だったらその家の中の移動のついでに、少しでも片づけてしまえば、がんばらなくてもいらないものがたまりません。
片づけが苦手で、かつては汚部屋だった整理収納アドバイザーで、100均を始めとしたプチプラアイテムにも詳しい、ライターの山岡さくらさんに教えてもらいました。
3階建て居住
3階建ての一戸建てに住んでいます。
1階:夫の部屋、洗面所、バスルーム、トイレ
2階:キッチン、リビング、トイレ
3階:寝室、妻の部屋
という間取りで、基本的にはリビングのある2階にいることが多い生活スタイル。
ワンフロアですべてを済ませられるわけではないので、どうしても階段を上り下りしなくてはなりません。
3階建てでも、「ついで」に済ませることを心がければ、がんばらなくても片づきます。
1.2階は中継地点
洗濯物を干すのは3階のベランダ。乾いてたたむのも、3階になります。そのまま3階にしまえるものはよいのですが、1階の洗面所や部屋にしまうものがあるときは、都度持って下りるのが大変!
洗濯物を干したときに使ったカゴは3階に置いてあるので、1階へ持って行くものがあるときは、まずそのカゴにまとめて入れます。そして、このカゴは一時的に、リビングのある2階の廊下へ。
その後、1階へ下りるときについでに持って行けば、無駄がありません。
今度は、1階で洗濯物をしまったついでに、あいているハンガーを持って上がります。
ひとまずリビングのある2階まで持っていき、階段に置きます。ここにあれば3階へ行くとき必ず気づけるからです。
そして3階へ行くときにこのハンガーを持って上がり、しまいます。
リビングで使って、3階にしまいたいものはまとめておきます。
この日はテーブルの一角に、クリアホルダーにまとめて置いていました。
小さいものはそのままバラバラに置いてしまうと、片づけるのも大変になってしまいます。
カゴでも袋でも、とにかくまとめて入れておいて、そのまま持って移動できるようにしておきましょう。
2.ゴミ出しのついでに靴をしまい玄関の掃除
朝のゴミ出しや出勤時に玄関に行ったら、前日履いていた靴をシューズボックスにしまいます。
すぐにしまうと湿気がこもる原因になるので、前日帰宅後はそのまま出してあるのです。
余裕がある日はそのまま玄関の掃除も済ませてしまうと、汚れもたまることなくすっきりきれいな状態をキープできます。
3.歯磨きのついでに片手でできることを
歯磨き中は利き手の右手はふさがっていますが、左手があいたまま。キッチンで歯磨きをするので、歯磨きしながら食洗機内の食器を片づけてしまいます。
片手でも意外と落としたりすることもありません。陶器やガラスではないものなら、万が一落としても割れる心配もありません。そのほかにも、床や台の上をちょっと拭いたり、出しっぱなしになっていたものをしまったりくらいなら、片手でも十分できると思います。
洗面所で歯磨きしているなら、片手でささっとできる掃除などをやってしまうのもおすすめです。
4.立ち上がったらついでにゴミを捨てる
空になったコップをキッチンへ持って行くために立ち上がったら、そばにあるゴミを一緒に。
テーブルまわりにいらないものがたまってしまうのを防ぎます。
ゴミに限らず、行く場所に合わせてその場所に片づけるものを一緒に持って行くようにすれば、たとえ1つだけでも積み重ねで少しずつ片づいていきます。
移動するとき手ぶらはもったいない
家の中の移動は、時間も距離も短いですが、1日に何度も行ったり来たりします。
手ぶらでは時間も労力ももったいない!
普段からしまう場所に合わせてまとめておくクセをつけておくと、移動するときに自然と手に取れるようになります。
もし移動しなければならないものが多いなら、そもそも使う場所としまう場所が離れすぎているのかも?
しまう場所を見直してみることも必要かもしれませんね。
■執筆/山岡さくら…元汚部屋出身、面倒なことは大嫌いなずぼら整理収納アドバイザー。無印良品、ニトリ、100均、3COINSなどのシンプルでプチプラなアイテムを活用した収納を得意としている。インスタグラムは@smiley_life_sakura。
編集/サンキュ!編集部