お風呂掃除をできるだけラクにするためにやっているテクニック
2024/07/10
お風呂掃除、徹底的にやろうと思うと時間もかかるし体力的にも大変!少しでもラクに、きれいな状態をキープしたい、と思いませんか?
かつて家事代行も経験したことのある整理収納アドバイザーで、100均を始めとしたプチプラアイテムにも詳しい、ライターの山岡さくらさんに教えてもらいました。
直置きしない
まずはなにより、直にモノを置かないこと!
水周りはどうしてもぬめりやカビが発生しやすい場所です。
床や台にシャンプーなどを直に置いてしまうと、そこに水気がたまってしまいます。
掃除するときも、一つひとつ持ち上げて拭いてという手間がかかってしまいます。
それを防ぐためには、できるだけ壁を使った収納にすることがおすすめ。
マグネットがつく壁が多いので、浴室用のマグネット収納グッズを使うと簡単に壁に収納することができます。
ダイソーやその他100円ショップでもたくさん販売されていますし、ニトリなどでもそろえることができます。
排水口のゴミは毎回捨てる
浴室の中で掃除したくない場所ナンバー1の排水口。
汚れがたまるとますますやりたくなくなりませんか?
においも気になる場所ですから、毎回ゴミだけはさっと取って、ゴミ受けをシャワーで洗い流してしまいましょう。
あえてゴミ受けが目に触れるように排水口カバーは外してしまうと、お風呂を出るときに忘れずに捨てられます。
できるなら毎日やった方がよいですが、排水口のパーツを外して掃除するのは毎日じゃなくても大丈夫です。
水気を切る
水滴が残った状態だと、カビやぬめりの発生につながります。
シャンプーなどが飛びやすい腰高から床にかけてシャワーで流し、最後にしっかり水切りしておくだけで防ぐことができるんです。
このとき、50℃以上のお湯をかけるとカビ菌を死滅させることができるので、水ではなく熱めのお湯にするのがおすすめ。
最後にタオルで拭き取るか、水切りワイパーでしっかり水気を切っておきましょう。
もちろん、そのあとの換気もお忘れなく。
※50℃以上のお湯をかける際は、やけどや換気に十分注意し、天井部分は危険ですので避けてください。
※また、次に使う人が気づかずに、高温のまま使ってしまうことを防ぐため、給湯温度をあげたら、必ず作業後には給湯温度を下げることも忘れないように注意してください。
防カビくん煙剤や、置いておくだけの防カビ剤もあるので、普段からカビ防止しておくと掃除もよりラクになります。
習慣にしてラクしよう
収納を一度変えてしまえば、あとはお風呂に入ったついでにできることばかりですね。
毎日の習慣に取り入れてしまえばきれいな状態をキープできるので、掃除するぞ!と気合を入れてがんばるのは、たまにでも大丈夫です。
面倒な掃除を少しでもラクにするために、取り入れられそうなことから始めてみませんか?
■執筆/山岡さくら…元汚部屋出身、面倒なことは大嫌いなずぼら整理収納アドバイザー。無印良品、ニトリ、100均、3COINSなどのシンプルでプチプラなアイテムを活用した収納を得意としている。インスタグラムは@smiley_life_sakura。
編集/サンキュ!編集部