緩衝材はそのまま捨てないで!じつはまだまだ活用できるんです!
2024/07/13
通販で買い物をするとついてくる緩衝材。
商品がダンボールの中で動かないようにするために守ってくれますが、届いたあとはゴミになってしまうもの。
1回の買い物でもたくさん入っている場合もあり、そのまま捨てるのはもったいない!と感じていませんか?
整理収納アドバイザーで100均を始めとしたプチプラアイテムにも詳しい、ライターの山岡さくらさんに活用法を教えてもらいました。
気泡緩衝材(プチプチ)
代表的な緩衝材といえば、プチプチと呼ばれる気泡緩衝材です。
シート状や袋状になっているので、商品をくるんで発送に使われることが多いもの。
フリマサイトなどをよく利用するなら、自身が発送するときにも使えるので、ある程度保管しておくと便利です。
使っていないバッグや紙袋などに入れておくとよいですよ。
緩衝材として使う
大きなシートがあれば、ダンボール底面に敷いて中身全体をくるむこともできます。
荷物を送る予定があるときは、捨てずに保管しておきましょう。
収納に使う
自立しないバッグの詰め物として入れておけば、倒れてしまうストレスがなくなります。
型崩れ防止にもなりますよ。
エアー緩衝材もバッグなどの詰め物にも使えます。
掃除に使う
フローリングワイパーに薄いシートをつけて掃除していると、うまく汚れが落ちないな、と感じることがあると思います。
そんなときにも使えるのが緩衝材。
ワイパーの大きさにカットして、本体とシートの間にはさむだけという手軽さなので、中途半端なサイズが余ってしまったらこの活用法がおすすめ。
シート部分に厚みが出ること、プチプチの凹凸でより床と密着することで、汚れやゴミを取りやすくなるんです。
エアー緩衝材
こちらも最近よく使われている緩衝材。
袋の中に空気が入っているものなので、とてもかさばりますし、捨てるのにも空気を抜く手間がかかってしまいます。
ですが、これ、空気を抜けば袋になるんです。
片側をはさみで切ってたたんで保管。
ちょっとしたゴミを捨てるときに使えます。
小さく折りたためるので、外出時バッグに1枚入れておくと、ティッシュなどのゴミを捨てたいときにも活躍してくれます。
紙製緩衝材
くしゃくしゃに丸めたりして隙間に入っている紙製の緩衝材。
わざわざ新しい紙を使っているので、広げればしわはあってもきれいな紙です。
これを捨てるのは…と心が痛みますよね。
広げてたたんで保管しておけば、活用法がたくさんあります。
汚れ防止
自宅でヘアカラーをする際に、壁に液が飛んでしまうと落とすのが大変!
先に壁にマスキングテープで貼っておけば、汚れてもそのまま捨てるだけで済みます。
大きいものが多いので何枚も貼らなくても広い面をカバーできるのも便利ですね。
床が汚れそうな作業をするときは、あらかじめ床に敷いておくのもおすすめです。
ゴミ箱にする
新聞紙やチラシなどで生ゴミ入れの箱を作っている方もいらっしゃいますが、同じ要領で箱状にすると、ゴミを入れてそのまま捨てることができます。
汚れを取るペーパーにする
小さめに切っておくと、お皿などの汚れを拭き取るペーパーとしても使えます。
丈夫な紙なので、油汚れもしっかり拭き取ることができます。
そのまま捨てずに活用すればゴミを減らせる
そのまま捨ててしまえばゴミとして回収される緩衝材。
素材によって、使い道もいろいろあります。
増えすぎてしまっては困りますが、使えそうな分は捨てずに保管して活用すると、ゴミを減らすことにもつながります。
無理のない範囲で取り入れてみませんか?
■執筆/山岡さくら…元汚部屋出身、面倒なことは大嫌いなずぼら整理収納アドバイザー。無印良品、ニトリ、100均、3COINSなどのシンプルでプチプラなアイテムを活用した収納を得意としている。Instagramは「@smiley_life_sakura」。
編集/サンキュ!編集部