「食パンの袋」はそのまま捨てないで!じつはまだまだ活用できるんです!
2024/07/18
食パンの袋をそのまま捨てていませんか?実は食パンの袋は優秀。まだまだ大いに役立つんです!そこで、食パンの空き袋の活用法を、整理収納アドバイザー×クリンネストの中里愛子さんに教えていただきました。
レジ袋とは違う!食パンの袋
一般的にポリ袋と呼ばれているレジ袋やサッカー台のロール状の袋は、「ポリエチレン」という材質でできています。それに対して食パンの袋は「ポリプロピレン」という材質でできています。どちらも水を通さず同じポリ袋に感じますが、大きな特性の違いがあります。
開封前の食パンは匂いがしませんが、開封した瞬間ふわっといい匂いが漂ってきますよね。じつは食パンの袋は匂いの遮断性がとても高い袋なのです。
食パンの袋活用法1.ごみ袋に最適
「生ごみをごみ袋に入れていたら臭ってきた」なんて経験はありませんか?残念ながら一般的なごみ袋は臭いを通すものがほとんどです。生ごみ専用袋を利用すれば臭いを遮断してくれますが、普通のごみ袋より価格が高めなのが気になるところ。その点、食パンの空き袋をごみ袋として再利用すれば、家計にも優しくエコに繋がります。
また、食パンの袋はマチがあって意外と大容量。耐久性にも優れていますので、おむつなどのかさばるごみを入れるにも便利ですね。
食パンの袋活用法2.スポンジに代用できる
意外に思われるかもしれませんが、食パンの袋を丸めて食器用洗剤を掛けるととても泡立ちます。適度な硬さと大きさで食器やお掃除用のスポンジとしても代用できるのです。
なにも食パンの袋でしなくてもと思われるかもしれませんが、例えば、ギトギトのカレー鍋を普通のスポンジで洗ってしまうとスポンジの汚れを取るのが大変になりますよね。また、シンクや排水口を掃除したスポンジは衛生面で気になるところ。こういったところを食パン袋のスポンジで代用すれば、そのまま捨てられ快適です。
「食パンの袋が空いたらシンクの掃除をする」なんてルーティーンにしておけば、つい先送りしがちなお掃除も定期的にできるようになりますよ。
いままで食パンの袋をごみにしていたのでしたらもったいない!その特性を活かして、ほんの少し快適でエコな暮らしを手に入れてくださいね。
■執筆/中里愛子…介護福祉士として働く中で、多くの人が片づけや掃除に悩んでいることを知り、家事代行会社に転職。その後、2019年に「片付けサポートおうちPLUS」を起業。現在は、整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし、片づけサポートのほか、資格認定講師としても活動。インスタグラムはouchi_plus。