我が家のこと…?片づけてもすぐに散らかってしまう人がやりがちなNG習慣
2023/09/29
友人宅にお邪魔をすると、同じくらいの子どもがいるのに家が整っている…なんだかものが少なくてすっきりしていると、我が家と無意識に比較して落ち込むことはありませんか?
夫、妻、大人並みに食べる3歳の娘、0歳の息子の4人家族、掃除が苦手な主婦ライターの原こさんに、片づけてもすぐに散らかってしまう人がやりがちなNG習慣を教えてもらいました。
背伸びをしておしゃれ収納をする
引き出しをあけたら同じデザインの収納ケースがずらっと並んでいる、SNSで見るような素敵な見た目に憧れたことはありませんか?
気合を入れて収納ケースを購入しても、ものが収まらなかったり、せっかく購入したケースを持て余してしまう…そんな経験を何度も積み気がついたことは、シンデレラフィットやデザインをそろえたケースの収納は上級者向けということです。
例えば、収納ケースにぴったりと文房具を入れられたとして、ひとつ文房具を購入した場合、収納が上手な人は問題ないと思うのですが、片づけが苦手だと「あれ?もう入らない」「これはどこにしまおう?」とまた片づけができなくなってしまうのです。
最初から収納ケースを買いそろえるのをやめ、最初は段ボールやお菓子などの空き箱を使って、どれくらいのサイズのケースがぴったりか、収納ケースを購入してもずっと使えるかを検討し、問題なさそうならおしゃれな収納ケースを購入するように。段階をふむことで、収納ケースをむだにせずに済むようになりました。
通路や玄関が物置になりがち
宅配で届いた荷物やいただきものなど、急いで片づける必要のないものは、ついそのまま玄関に置きっぱなしになってしまったり、袋ごと通路の端に放置してしまうことはありませんか?
なるべく玄関や通路にはものを置かないようにと思っていても、届いた段ボール箱を玄関や通路の隅に、さらにその上にまた段ボール箱を…気がつけば玄関や通路が狭いというのが我が家の日常でした。
1つ許してしまうと2つも3つも同じと許してしまいがちですが、ものを置かない!という「禁止事項」にすると片づけが苦手な私は苦しくなってしまいました。
そこで我が家では、「一時置きならOK、週末には片づける」というゆるいルールを設けました。
そのルールのおかげで、玄関や通路を通るたびに、どこに片づけようかなと考える習慣がつき、そのままずっと放置してしまうという癖がなくなりました。
家族皆で協力し、これはどこに片づける?そろそろ部屋に持って行ってねと声を掛け合うことも、きれいな状態をキープするのに一役買っています。
片づけが苦手だからこそ、できることから
SNSや友人宅で、キレイに片づいた部屋や美しい収納を見ると、自分にもできそう!と思えたりハードルの高いことにチャレンジしがちなのですが、自分の身の丈にあった片づけ方法を探したり、簡単なルールを決めて実践することが、片づけ上手への近道だと思っています。
私自身、片づけが苦手だと分かっているからこそ伸びしろがあると前向きにとらえ、少しずつ片づけ上手になれたらとゆっくり成長中です。
■執筆/原こさん…夫、妻、大人並みに良く食べる3歳の娘、0歳の息子の4人暮らしで、月の食費は2万円でやりくり。家事は好きだけど苦手、おいしいものが好き。目標は節約しながら心も身体も満たす毎日を。Instagramは「koma_ctrs」。
編集/サンキュ!編集部