家族から「あれどこ?」と聞かれなくなる整理収納テクニック3選
2023/11/19
忙しいときに限って、あれどこ?と家族から聞かれてイライラ…なんてこと、ありませんか?「この前も教えたのに、なんで毎回聞くの!」って言いたくなってしまうこと、ありますよね。
それ、防げます!
ちゃんと覚えているのが1番よいですが、もしわからなくてもこのへんかな?とさがしてくれる収納にしておけば、ストレス激減。
そんな収納の秘訣を、整理収納アドバイザーで100均を始めとしたプチプラアイテムにも詳しい、ライターの山岡さくらさんに教えてもらいました。
使う場所に収納
使いたいときに離れた場所へ取りに行かなければならないのは、場所がわかっていても面倒なものです。
お風呂で使うものはバスルームに、タオルは洗面所に、食器やカトラリーはキッチンになど、意識せずに場所を決めているものもありますが、そのほかのものも使う場所に収納しておくのがおすすめ。
さらに、キッチンの中でもシンクの近くにザルやボウル、コンロの近くに鍋やフライパンなど、できるだけ使う場所の近くに収納する場所を作っておきます。
基本的には自分が料理を担当している場合でも、なにかあればやってもらう必要が出てくることもあります。
自分しかわからないとそのときに困るので、聞かなくてもすぐに見つけられるようにしておくと安心です。
なくなったときに自分で出してほしいティッシュなどはわかりやすく、すぐに出せる場所にストックを置いています。
いちいち聞かれることもないし、出してと言われることもありません。
ウォーターサーバーの水もキッチンに定位置を作っています。
交換しやすい場所に、しまいこまず目に見えるように置いておくことで、なくなったときにスムーズに交換してもらえるんです。
まとまっていること
グループでまとめておくと、さがす手間がなくなります。同じアイテム、使う人、一緒に使うもの、などまとめ方はいろいろあります。
棚の中でこの段は共有、この段は夫、この段は子どもなどでわけたり、さらにその中でアイテムごとにわけておいたりすればわかりやすいですよ。
靴収納などは、段ごとに人別にすると一目でさがせます。
薬や絆創膏など、共有で使うものはすぐに取り出せるテレビ台の引き出しに収納しています。
ここにひとまとめにしてあるので、自分で出して使ったり、必要なものがなくなりそうなときは買ってきたりしているようです。
以前からテレビ台に収納していたので、新しくテレビ台を買い替えたときも、引き出しひとつを薬類の収納として使いました。
わかりやすいラベル
すっきりさせたいからと中身の見えないボックスなどに収納してあると、自分ではわかっていても家族は把握できていないことも。わかりやすいラベルをつけておけば、もし聞かれてもこの棚の中にあるよ!と伝えるだけで見つけやすくなります。
小さな引き出しが9個あるケース、夫用に1列使い、そこは夫のイニシャルをラベリングしています。なにかさがしているときは、小さいものならここにあると認識しているので、自分で確認しています。
そのほかの6個は共有の文房具などを入れていますが、文字だけではなくあえてイラストもつけています。文字だけだったときはさがしにくかったようですが、イラストつきにしてから聞かれることがなくなりました。
お子さんでもイラストがあればわかりやすいのでおすすめです。
とにかくわかりやすく!
家族に「あれどこ?」と聞かれない収納のポイントを3つ、ご紹介しました。
家族に聞かれないということはわかりやすいということ。そしてわかりやすければ使いやすいし、しまいやすいので出しっぱなしも防げます。
場所を変えたばかりのときは聞かれることもありますが、そのうちに覚えてくれます。めったに使わないものは自分でもどこだっけ?と、さがすこともありますよね。
数回は聞かれるのも仕方ないこと、収納を工夫してその数回できちんと覚えてもらえるようにしておくとイライラすることもなくなります。
取り入れられそうなものから、実践してみてくださいね。
■執筆/山岡さくら…元汚部屋出身、面倒なことは大嫌いなずぼら整理収納アドバイザー。無印良品、ニトリ、100均、3COINSなどのシンプルでプチプラなアイテムを活用した収納を得意としている。インスタグラムは@smiley_life_sakura。
編集/サンキュ!編集部