イメージ別インテリアコーディネート集!おしゃれな部屋の実例を紹介
2023/10/21
素敵なインテリアのお部屋に憧れるけど、「何から手をつけたらいいか分からない」といった悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
イメージ通りのインテリアコーディネートを叶えるには、いくつかのコツやルールがあるそうです。そこで今回は、インテリアコーディネートのランキングでもよく見かける、人気のテイストの実例をたっぷり25例ご紹介します。
すぐに真似できるテクニックや、素敵に見えるワケを解説していきますので、ぜひ、お役立てください。
教えてくれたのは二級建築士でインテリアコーディネーター、整理収納アドバイザーなどの資格を持つ住まい空間のスペシャリストいちむらちえさんです。
インテリア用品とは何か?
まず、はじめに、素敵なインテリアコーディネートをするために必要な、「インテリア用品」について解説します。インテリア用品とは、インテリアをつくるために使用するアイテムのことです。
たとえば、
・家具
・カーテン、ブラインド
・クッション、ラグ
・照明器具
・観葉植物
・雑貨、小物類
など、たくさんの種類があります。
つくりたいインテリアのイメージに合わせて、あれこれとインテリア用品を選ぶのも、楽しみのひとつですね。
インテリアはそもそも何語?
ふだん、何気なく使っている「インテリア」という言葉。そもそも何語なんでしょうか?
インテリアとは、英語の「Interior」が語源とされています。辞書で「interior」の意味を調べると、
”内部、内面、内部の、内側の”
という単語が出てきます。これが転じて、日本では「室内装飾」「室内調度品」という意味で使われています。もともとは「内面」という意味から、「部屋の内側を飾る」ことを指すようになったのですね。
インテリアと家具の違いは?
「インテリア」と「家具」にはどういった違いがあるのでしょうか?
「インテリア」とは室内装飾のことです。室内を装飾するものとして、さきほど説明したインテリア用品のほかに、床材や壁、ドアや窓など、お部屋の内装材があります。
「家具」はインテリア用品のひとつ。インテリアを構成する一アイテムといえます。また、家具は、装飾といったデザイン性とともに、座ったり、収納したりする「道具」という機能性も持っています。
美しいデザインと使いやすい機能を兼ねた家具なら、心地よい暮らしが実現しそうですね。
イメージ通りのお部屋をつくる方法
雑誌やSNSで希望のイメージを決める
自分のイメージに合う、好みのインテリアを見つけるには、雑誌やSNSの投稿を参考にするといいですね。とはいえ、あまりにたくさんの候補があって、悩んでしまいそう。
そんなときは、次のような3ステップで探してみてはいかがでしょうか。
ステップ1:「好き」と思うデザインをチェックする
とりあえず、インスピレーションで「好きだな」と思うイメージをピックアップしましょう。あまり深く考えなくても大丈夫です。素敵なインテリアをどんどん見つけましょう。
ステップ2:「好き」の共通点を見つける
ステップ1で選んだ写真やアイデアの共通点を見つけてみましょう。
たとえば、
・色:白やグレーが多かった
・材質:ガラスや金属など輝くものが多かった
・形:丸や曲線が多かった
・テイスト:和風が多かった
などなど……あなたの「好き」を明確にしていきましょう。
ステップ3:テーマを決める
ステップ2で「好き」の共通点が分かったら、つくりたいインテリアのテーマを決めましょう。
たとえば、
「白とアイボリーの自然素材に囲まれたインテリア」
「グレーのグラデーションで大人モダンなインテリア」
「和風を取り入れた和みのインテリア」
などなど……テーマが決まれば、目指すインテリアのゴールが明確になりますよ!
ベースになるカラーを決める
カラーは、インテリアコーディネートを成功させる大切なポイント。
まずは、全体のイメージを決めるベースカラーを決めましょう。ベースカラーは、インテリアの背景となる色です。
床や壁、天井など、お部屋の内装の色と考えるといいでしょう。
たとえば、
・白やベージュなど、明るめの色なら、ナチュラルやシンプルなインテリア。
・濃い目のブラウンや黒など、暗めの色なら、シックや伝統的なインテリア。
など、目指すインテリアと相性の良いカラーを選択するといいですね。
持っている家具や部屋を採寸しておく
どんなに素敵な家具や装飾品も、部屋との大きさのバランスが大事。部屋の大きさはもちろん、手持ちの家具や、購入予定の家具の大きさを測っておきましょう。
また、家具をどこから部屋に搬入するのか、経路となるドアや窓の大きさも確認が必要です。
・部屋の内側(縦、横、高さ)
・家具(縦、横、高さ)
・ドアや窓のサイズ(縦、横、高さ)
・階段の幅や高さ
また、忘れがちなのは、動線。ダイニングチェアを利用するときの椅子の引き代や、人の通路なども忘れずにチェック!
【イメージ別】インテリアコーディネート実例
思い描くお部屋のイメージは決まりそうですか?
ここからは、素敵なインテリアの実例をご紹介します。人気のインテリアコーディネートをテイスト別にまとめました。
カラーリングのコツや、家具や雑貨、グリーンの合わせ方など、憧れのインテリアを実現するヒントが満載です。
ぜひ、理想のインテリアづくりの参考にしてみてくださいね。
シンプルスタイルのインテリアコーディネート集
シンプル×モノトーン「グレーのグラデーションが秀逸な部屋」
グレーのグラデーションでまとめたシンプルな部屋。
グレー一色でも、単調にならない理由は、濃淡のバランス。部屋の背景となる、床や壁、天井は、淡いグレー。家具や小物のアイテムは濃い目のグレーで、お部屋を引き締めます。
シンプルながら、メリハリの効いたインテリアコーディネートですね。
シンプル×ラグジュアリー「曲線が生み出す癒しの部屋」
一目で、ラグジュアリーな雰囲気に魅了される、癒しのお部屋。やさしいトーンのカラーリングは、一日の疲れも忘れさせてくれそうですね。
家具は、丸いフォルムのテーブルと、曲線が印象的なチェア。テーブルとカウンターに置かれた照明も素敵です。
時間の流れもゆったりとしそうな空間ですね。
シンプル×ホワイト「清潔感とぬくもりあふれるダイニングキッチン」
シンプルの王道といえば、やっぱりホワイトは欠かせませんね。
こちらは、ホワイトと木目を生かしたインテリアコーディネート。ホワイトだけだと、少しそっけないイメージになってしまいがちな空間に、温かみをプラスしています。
清潔感とぬくもりあふれるダイニングキッチン。ご家族の笑顔が想像できそうな素敵な空間です。
シンプル×ナチュラル「チェアが奏でる上質な空間」
シンプルとナチュラルも相性の良い組み合わせ。
木目が美しい床に調和する、ナチュラルな家具たちのバランスが素敵な部屋。
手前のソファ、中央のスツール、右側のチェア。
それぞれが、用途も形も違うのに、見事に調和しているのは、ナチュラル素材がポイント。
なんだかチェアたちのおしゃべりが聞こえてきそうな気もしますね。
シンプル×ぬくもり「ラグやブランケットが印象的な温かみのある部屋」
シンプルな空間に、ラグやブランケットで温かみのあるインテリアコーディネートに。
ラグやブランケットで視線を低く集めることで、より落ち着きのある空間が実現します。
ラグやブランケットは、季節によって、色や柄を変えることができるので、インテリアコーディネートには、おすすめのアイテム。
また、ラグやブランケットは、空気中にほこりを舞い上がりにくくする効果もあります。
デザイン性と機能性も兼ねた優秀アイテムなので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
北欧スタイルのインテリアコーディネート集
北欧×赤みカラー「温かみのあるカラーリングでまとめた部屋」
どことなく、懐かしさを感じさせる素敵なインテリアコーディネート。
その秘密は、「赤みカラー」。
床や、テーブル、ダイニングの収納扉が、すべて赤みのあるカラーで統一されています。
このように色のバランスを整えると、空間全体がまとまった印象になります。
インテリアコーディネートが、どうもちぐはぐな印象になってしまう場合は、まずは、床色を見極めてみるのがおすすめ。
「赤み」か「黄み」のどちらを感じるかで、家具や小物の色を寄せていくと失敗がありません。
北欧×ミックス「お気に入りを素敵に飾った絵本のようなインテリア」
お気に入りの小物や雑貨を飾ったインテリア。
眺めるだけでワクワクしますね。
北欧を代表する陶芸家リサ・ラーソンのオブジェが可愛いコーディネート。
手作りのあたたかさと、愛嬌のある顔立ちは、心が和みますね。
どことなくユーモアのあるオブジェと、和のテイストの器の競演も素敵です。
最近は、インテリアテイストをひとつに絞ることなく、さまざまなテイストを自分なりにミックスするスタイルが人気です。
型にはまらず、自由な発想で、インテリアを楽しむための参考にしたいですね!
北欧×照明「空間がワンランクアップする照明効果」
存在感のある照明が、空間の主役となっているインテリアコーディネート。
写真は、北欧を代表する照明メーカー「ルイスポールセンのアーティチョーク」。
さまざまな角度に広がるシェードが、美しい光を生み出します。
照明は、インテリアコーディネートとして、どうしても後回しになりがちなアイテム。
けれども、実は空間の主役にもなる存在なのです。
ワンランク上のインテリアを目指すなら、照明にこだわってみるのは「あり」ですね。
北欧×甘め「自然光が差し込むふんわり空間」
アイボリー、淡いピンクのやさしいトーンでまとめたインテリアコーディネート。
北欧テイストに、ちょっぴり甘めの家具たちが、女性らしくかわいらしい空間を彩ります。
さらに注目なのが、高窓から注がれる自然光。
窓から注がれる光も、素敵なインテリアのアイテムになっています。
家具の配置を考えるときの参考にもなりますね。
北欧×カラー「色と小物を楽しむフレッシュな空間」
北欧をイメージするグレイッシュブルーなダイニングキッチン。
お気に入りの小物たちが並んだ飾り棚。
まるで、インテリアショップのような完成度の高いコーディネートですね。
たくさんの小物や家電、キッチンツールが並んでいますが、ごちゃついた印象が一切ありません。
その秘密は、一列に整列していること!
凸凹がなく、並べることで、目から入る情報が整理される効果があります。
小物をたくさん飾りたい方は、試す価値ありのテクニックです。
観葉植物を活かしたインテリアコーディネート集
グリーン×ブラック「黒の引き締め効果でグリーンを魅力的に」
床置き、ハンギング、棚使いと、あらゆるグリーンインテリアの見本のようなお部屋。
これだけたくさんのグリーンがあるのに、まとまった印象になっているのは、「黒」の力。
黒いテーブルや、壁のディスプレイスペースなどが、お部屋のアクセント、引き締め効果となっています。
どれもグリーンとマッチして、とってもカッコいい!
植物と共存した暮らしを体現しているインテリコーディネートですね。
グリーン×照明「照明とセットで陰影のある空間づくり」
グリーンが印象的なリビングルーム。
なんだか、お酒が似合いそうな、ムードたっぷりの空間ですね。
グリーンをインテリアに取り入れるときは、「照明」とセットにするのが正解!
照明があたることで、陰影が生まれ、空間の奥行き感がぐっとアップします。
壁にできた影も美しく、ずっと眺めていたい景色です。
グリーン×フレンチシック「スワッグのあるアンティークなインテリア」
思わず「可愛い」と声が出てしまいそうな、フレンチシックな小物たち。
その中央にあるのが、グリーンをメインとした「スワッグ」。
スワッグとは、「壁飾り」を意味する言葉で、花や葉などの植物を束ねたものです。
手軽にナチュラルな雰囲気をつくれることから、リースとともに人気のアイテムです。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーが使われることが多く、鮮やかなグリーンというよりは、白やグレーを混ぜたような色合いが得意です。
写真のようなアンティークなイメージにもよく合いますね。
お手入れや枯らしてしまう心配もなく、通販などでも手に入るので、最初のグリーンインテリアとして試してみてはいかがでしょうか。
グリーン×和「枝物を大胆にしつえた和空間」
立派な枝ぶりのドウダンツツジが空間の主役となるインテリア。
枝物を飾るときは、ぜひ、思い切って大ぶりなものを選ぶのがおすすめ。
緑があふれて、まるで屋外にいるような清涼感が生まれます。
和のしつらえに、潔く凛としたたたずまいは、見ているこちらも姿勢が良くなりそう。
丁寧な暮らし、穏やかな暮らし、そんなキーワードがぴったりの空間ですね。
グリーン×飾りかたの正解「グリーン3つが無敵のバランス」
飾り棚のグリーンが可愛いインテリア。
シンプルインテリアでご紹介した、souris_ieさんは小物づかいもとっても素敵。
淡いグレーの壁紙を背景に、グリーンが良く映えています。
「グリーンを飾りたいけれど、どうしたらいいか分からない」という方は、souris_ieさんのインテリアの、大きさと数のバランスをお手本に。
飾り方のポイントは、次のようなイメージで。
・大、中、小の3つを用意
・3つを三角形になるように配置
まずは、飾り棚や玄関のカウンターなど、小さなコーナーで試してみるのがおすすめです。
モダンスタイルのインテリアコーディネート集
モダン×さし色「紫が際立つ上品な空間」
こちらは、グリーンと照明効果でご紹介した、eri_shino7さんのリビング。
たっぷり余裕のあるカウチソファと、ローテーブルをラグでまとめた、お手本インテリア。
モダンテイストの紫色のクッションがパッと目を引きます。
インテリアコーディネートのカラーリングのコツは、空間の中に5%ほどのアクセントを入れること。
このように、クッションや小物に効かせ色を使うことで、メリハリのあるお部屋をつくることができます。
小さな部分ですので、お気に入りの色を選んで、ちょっと冒険してみるのもおすすめです。
モダン×ホテルライク「ダイニングセットがつくる特別な空間」
白い大理石調のダイニングテーブルと、黒のチェア。
個性的な照明も、テーブルの存在感とマッチして、センスが光ります。
思わず日常を忘れてしまいそうな、「ホテルライクな特別空間」といったイメージですね。
最近は、このダイニングテーブルのように、セラミック素材を使った家具が人気を集めています。
モダンでおしゃれな雰囲気をつくるなら、ぜひ注目したいアイテムです。
セラミックは、熱や傷にも強い素材ですので、キッチンのカウンターにも使われることも多く、デザイン性だけでなく機能性もバツグン。
お手入れしやすい素材というのもうれしいポイントですね。
モダン×ミニマル「お気に入りだけのとっておきなお部屋」
お気に入りだけに囲まれた空間は、誰でも憧れではないでしょうか。
そんな空間を実現しているのが、こちらのお部屋。
白い、床、壁に白い家具。
ほんのわずかなブルーのさし色も効果的。
暮らす方のこだわりが感じられる空間ですね。
このインテリアが素敵なのは、床や壁に「余白」があること。
インテリアコーディネートというと、床に収納家具を置いたり、壁に小物を飾ったり、つい「プラス」することに考えがおよびがち。
実は、「マイナス」することも大切なんです。
それに気づかせてくれる素敵なお部屋ですね。
モダン×モノトーン「白・黒・シルバーでつくる個性あふれるお部屋」
白×黒×シルバーでつくるモノトーンなお部屋。
家具や、雑貨にいたるまで、こだわりがつまったアイテムが勢ぞろい、といった印象です。
たくさんのアイテムが喧嘩しないのは、やはりモノトーンの威力!
特に、シルバーがこなれた雰囲気をつくっていますね。
モノトーンは、ともすると単調なイメージになってしまいがち。
そんなときは、このように、マットや光沢など、異なる質感のものを組み合わせるとリズムが生まれます。
お部屋で過ごす時間が、楽しくなる!そんなコーディネートですね。
モダン×ニュアンス色「色で魅せるラグジュアリーなリビング」
グレーやベージュなどのニュアンス色でまとめたリビング。
まさに「ラグジュアリー」という言葉がぴったりの空間ですね。
グレーやベージュは、インテリアの人気色ですが、実は奥が深い色。
床や壁などの建材、家具や小物など、インテリアで使われるアイテムは、一口にグレーといっても、よく見ると、複数の色を混ぜたようなあいまいな色になっていることもあります。
赤みや、青み、黄色みなど、色を選ぶときには、「色味」を合わせていくことがポイントです。
写真のお部屋は、やや赤みを感じる色がベースとなっています。
どんな組み合わせがいいか迷ってしまったときの、お手本となるようなインテリアコーディネートですね。
和風のインテリアコーディネート集
和風×古道具「くさび棚のあるレトロな和室」
「くさび棚」をご存じですか?
釘やねじを使わずに、「くさび」と呼ばれる木の留め具で固定された棚のことです。
グリーンインテリアでもご紹介した、shikasan_kumasanさんのインテリアは、丁寧な暮らしを連想させるアイテムがたくさん登場します。
くさび棚もそのひとつ。
人の手のぬくもりを感じさせる棚の上には、ちょこんと整列したアイアンやガラスの小物たち。
初めて見る風景なのに、なぜか懐かしく、見る人の心を和ませてくれます。
和のインテリアには、やっぱりレトロな小物が似合います。
古道具を見つけに、お出かけしたくなるインテリアコーディネートです。
和風×オープン収納「お気に入りを魅せるカフェのようなキッチン」
オープン収納がカフェのような、和風のインテリアコーディネート。
重ね過ぎず並べた食器は、見た目の美しさだけでなく、出し入れのしやすさも叶えます。
細かなカトラリーや、見せたくないものは、水差しやかごを使ってまとめるテクニックも真似したいところ。
お気に入りの食器や道具で、お料理を楽しむ暮らし。憧れますね。
食卓には、愛着のある食器に盛られたお料理が並ぶことでしょう。
家族の「いただきます」が聞こえてきそうなインテリアコーディネートですね。
和風×シンプル「ものを減らして豊かに暮らすシンプルリビング」
余計なものを置かないインテリアコーディネート。
天井や壁、柱といったアイテムが空間のアクセントとなっている和室。
そんなしつらえを活かして、最小限のものでつくる空間は、ゆったりと心豊かに過ごせそうですね。
ポイントは、存在感のある革張りのソファ。
風合いも、壁や床とのカラーバランスにぴったりで、リビングにしっかり馴染んでいます。
ものを減らすと、不思議と心豊かになる、そんなインテリアコーディネートですね。
和風×リメイク「アイデア満載のレトロ団地インテリア」
築50年の団地を素敵にリメイクしたインテリアコーディネート。
和室や押し入れ、建具などの間仕切りを開放して、風と光が通るお部屋に。
ちょっとレトロな雰囲気の、すのこベッド。
向かって左側に見えるのは、手作りの面格子。
和のテイストも残しつつ、おしゃれな空間に仕上げられています。
ナチュラルな木目とホワイトのカラーリングも素敵です。
こんな自分仕様のインテリアなら、毎日の疲れも吹き飛びそうですね。
和風×モダン「伝統の家具でつくる丁寧な暮らし」
和のテイストを感じさせながらも、モダンなダイニングのコーディネート。
日本の職人ワザが光る、繊細なデザインのダイニングセットが美しいですね。
それに呼応する木目のカップボードも素敵です。
木目同士を合わせるときは、「赤み」や「黄み」を見極めた、色味の統一感が大切です。
また、全体がぼやけてしまわないように、グレーや黒をアクセントにすると引き締め効果が生まれます。
窓から眺める風景もあいまって、季節の移り変わりをゆったりと楽しめそうなインテリアコーディネートですね。
まとめ・インテリアコーディネートの成功は「自分らしさ」
今回は、理想のインテリアコーディネートを叶えるために、テイスト別のインテリア実例集をお届けしました。25例の実例のうち、イメージに近いインテリアは見つかったでしょうか。
心地よいインテリアコーディネートは、あなた自身がリラックスできて、「好き」と思えることがポイントです。
今回の事例をヒントに、「自分らしさ」を大切に、素敵なインテリコーディネートを目指してみてはいかがでしょうか。
■執筆・・・いちむらちえさん
二級建築士×整理収納アドバイザー。インテリアコーディネーター、カラーコーディネーター、上級写真整理アドバイザーなどの資格も持つ、住まい空間のスペシャリスト。お片づけで時間を生み出し、インテリアで心豊かに。忙しい女性のための空間づくりについて情報を発信している。
編集/サンキュ!編集部
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