買わなくていい、テキトーでいい!余ってるフック、カゴ・箱、マグネットで「ゆる収納」
2023/11/09
いざ片づけようとするとき、「まず収納グッズを」と思うのはまじめな証拠。過去に取材した片づけ上手さんたちの小さなテクから、すぐまねできるものを厳選して紹介します。ゆる~い片づけのきっかけにしてね!
1 フックをあちこちに
フックって、お店に行くとまとめ売りされてますよね。家の中を見回せば何個か余ってません?それを使えば今困ってる「アレ」が片づくはず!
洗剤は1フック×1本に掛けるとパッと取れて戻しやすい
サンキュ!アンバサダー おかさん
使う頻度の高いスプレー式の洗剤類は、棚の中にしまい込むと取りづらい!タイルに貼れるシールタイプのリング形フックに引っ掛けて収納すると、出しやすくしまいやすいからストレスフリー♪
吸盤フックにポリ袋を掛ければゴミ箱いらず
整理収納アドバイザー 飯島真紀子さん
シンク外側の壁面に吸盤フックを2つ設置。生ゴミ用のポリ袋を引っ掛けておき、ゴミが出たらポイポイ放り込むだけ。汚れた三角コーナーを洗うストレスもゼロになります。
コンロの五徳をS字フックで吊るすと油汚れも掃除しやすい
『サンキュ!』読者 まよさん
レンジフードにS字フックを引っ掛け、コンロの五徳を連結させてぶら下げ収納。五徳を外しておくことで、いつでもコンロをサッと拭きやすくなり、ピッカピカが長続き~♪
狭い台所では、マグネットフックで冷蔵庫も収納に活用
『サンキュ!』読者 万波和枝さん
マグネットフックを冷蔵庫の側面にペタペタ貼って、小物を集合させる「ステーション」に。よく使うツール類をまとめておけば、探す手間もなし。吊るせばふきんも使いやすい!
ワイヤーバスケット×S字フックで扉裏にも収納スペースGET
万波和枝さん
細めのS字フック2つを扉に並べてワイヤーバスケットを引っ掛け、小さな収納スペースに。コンロ下の扉裏に小さなスパイス類をまとめて入れておくと探さなくてすみます。
ホコリが目につく家電の近くにS字フックで掃除道具をズラリ
『サンキュ!』読者 megumiさん
ホコリが気になった瞬間に手に取れる場所に掃除道具をスタンバイ。出しっ放しでも絵になるおしゃれな物を、突っぱり棒×S字フックで吊るしてリビングのディスプレイの一部に♪
透明フック×Wクリップ使いでぜ~んぶ吊るせば、ぬめり知らず
YouTuber ズボラニストtimoさん
洗面台の内側の壁に透明のフックを貼り、Wクリップで挟んだ歯みがき粉のチューブを浮かして収納。キャップ部分と接地面を拭く手間が省け、いや~なヌメヌメの予防にも◎。
子どものヘアゴム、カチューシャは洗面所の扉裏に引っ掛け収納
『サンキュ!』読者 ベリーさん
身だしなみを整える洗面所の扉裏を子どものヘアアクセサリー置き場に。シールタイプのフックに、ポイポイ引っ掛けておくだけ。子どももひと目で見て選びやすいっ!
ズルズルとジャマな家電のコードは、カーテン用フックで本体にひとまとめ
整理収納アドバイザー samiaさん
家電の側面にカーテン用フックを上下に2つペタリ。そこにコードをぐるぐる巻き付ければ、一発でスッキリします。カーテン用フックは大きめなのでコードの収納にもぴったり!
2 カゴ・箱にポイポイ
家のどこかに余っているカゴや箱をごちゃつきがちな物の専用入れ物にして有効活用を!SDGs的にも超いい感じ~。
新旧の入れ替わりが激しい子どものおもちゃは空き箱(※)で十分
ベリーさん
ブロックやぬいぐるみなどよく遊ぶグッズは、子ども自身が1人で戻せる仕組みを作ってあげるのが正解。ざっくりと種類を分けて、空き箱などにポイポイ入れるだけでOKなんです。
※空き箱・段ボール箱は、市販の衛生的な物をお家の中で再利用しています。
子どものハンカチは、中が見えないカゴに畳まずポイ!
飯島真紀子さん
ハンカチや給食用のナプキンなど、毎日洗濯してどんどん使っていく物は、きちんと畳む必要なし!カゴに入ってさえいれば、中身がぐちゃぐちゃでもOK。シワも気にしな~い(笑)。
薬類は、買ってきた箱ごとしまえば、上からサッと取れる
『サンキュ!』読者 kagiさん
元のパッケージの上部だけ切り取り(ちぎってもよし)、中身がパッと取り出せる状態にしたら、ちょっと大きめの箱にIN。薬類を集合させておけば、家族も迷わず使える!
たまったレシートは、カゴに放り込めば財布が太らない
『サンキュ!』読者 藤田舞さん〈仮名〉
きちんと計算するときまでレシートをなくさないためにお財布に入れっぱなし……だと、いつまでもお財布はパンパン。たまったらカゴに放り込むという習慣づけでスッキリ。
形がバラバラのグラスもカゴにまとめるだけでスッキリ
megumiさん
きちんと並べたり重ねたりしなくても、カゴの中に同じガラス素材のグラスがまとまっていれば、それだけでなんだかカフェ風!?ルールはゆるくしておく方が、キレイが長続きします。
3 マグネットでペタリ
フックと同じように、吊るす&貼る収納に重宝するのがマグネット。冷蔵庫や洗面台などのデッドスペースを使って、プチ片づけが実現!
キッチンで使うマステはペットボトルのフタ×磁石で冷蔵庫にペタリ
kagiさん
ペットボトルのフタとマステの芯の穴のサイズって実はぴったりなんです。フタに接着剤で強力磁石をつけて冷蔵庫に貼っておき、マステをはめて収納。手に取りやすく戻しやすい~。
さびると厄介なヘアピンは、マグネットシートにくっつければOK
サンキュ!アンバサダー じーにゃさん
水滴がついた洗面台にヘアピンを直置きすると、さびてしまう危険が。そこでマグネットシートを両面テープで洗面台横の壁に貼り、ヘアピンの定位置に。これだけでプチストレスが解消!
子どもの絵は切り抜いて透明マグネットで貼ればラブリ~
megumiさん
どんどん増える子どもの絵は、冷蔵庫の扉など、場所を決めて飾ると◎。切り抜くとかさばらなくていいし、透明マグネットでペタッと貼り付けると、いっぱいあっても何かかわいい。
編集担当Tも感動!コレでいーのだ究極のゆる収納3
忘れそうな持ち物は、前日に帽子の中にIN
吊るした帽子の中に、ハンカチやティッシュをセット。朝かぶるときに必ず中身を取り出すので、忘れ物防止に(整理収納アドバイザーakiさん)。
軽い物なら、プスッと刺せる画びょうで吊るす
イヤホンなどの軽い物を引っ掛けるだけなら、昔ながらの画びょうで十分、事足ります。使わなくなったらピッと外すだけ(おかさん)。
道具ゼロ!なのにカビ予防できる「引っ掛け技」
脚の先端部分が汚れやすい風呂用イスは、床に直置きせずに浮かせて収納。バスタブのふちに引っ掛けておくだけでOK(ベリーさん)。
参照:『サンキュ!』2023年11月号「家に余ってる3つのアレで片づく『ゆる収納』」より。掲載している情報は2023年9月現在のものです。撮影/大森忠明、清永洋、林ひろし、山本あゆみ 構成/竹下美穂子 取材・文/杉澤美幸 編集/サンキュ!編集部