日々の小さなストレス、毎回探し物…!“文房具収納”でやりがちなNGパターン3つ

2025/10/21

「ハサミどこ?」「テープが見当たらない…」そんな日々の小さなストレス、実は“文房具の収納方法”に原因があるかもしれません。
散らかりやすいアイテムこそ、使う場所・人・頻度に合わせた収納の工夫が必要です。
今回は、文房具収納でやりがちなNG例と、取り出しやすく戻しやすい整理のコツを、整理収納アドバイザーであるライター持田友里恵がご紹介します。

サンキュ!STYLEライター。片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信...

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NG1:全部まとめて1か所に収納している

「とりあえずひとつの引き出しに全部入れている」そんな収納、思い当たりませんか?
ペン、ハサミ、のり、ホチキス、テープ…よく使う文房具を1か所にまとめるのは一見効率的ですが、実はそれが“使いにくさ”の原因になっていることも。

家の中で文房具を使う場所はリビング、子ども部屋、キッチンなど複数あります。
それなのに、1か所にしかないと「取りに行くのが面倒」「戻さずその辺に置く」という状況が生まれがち。

→よく使う場所ごとに「最小限セット」を用意するのが◎
例えば、リビングにはペンとハサミ、子ども部屋には色鉛筆とノリなど、エリアごとに用途を絞って配置するだけで、片付けがグッと楽になります。

NG2:使う場所と収納場所が一致していない

「文房具はキッチンの引き出しにあるけど、使うのはリビングのテーブル」
このように、“使う場所と収納場所が離れている”のもよくあるNG例です。

たとえば、子どもが宿題で鉛筆を使ったあと、「元に戻しなさい」と言っても、場所が遠いと戻すハードルが高くなり、結局リビングに放置…という流れに。

→ポイントは「動線に合わせた収納」
使う場所のすぐ近くに収納があるだけで、出し入れのアクション数が減り、自然と“戻せる仕組み”ができます。
リビングテーブルの引き出しや、小さな文房具ケースを置くなど、気軽に戻せる場所を工夫しましょう。

NG3:仕切りがなく、中でぐちゃぐちゃになっている

文房具は小さくて種類も多いため、仕切りのない引き出しに入れるとすぐにゴチャゴチャに。
「ペンを出そうとしたらハサミがひっかかる」「テープが下の方で見つからない」など、イライラの原因になります。

→対策は“仕切ること”と“立てて収納”
100均の仕切りケースや空き箱を使って、種類ごとに区切ってあげましょう。
また、ペンやハサミは立てて収納することで視認性が上がり、取り出しやすくなります。

仕切りをつくることで、誰が見てもどこに何があるか分かりやすくなり、家族みんなが「戻せる収納」に近づきます。

文房具も“使う人目線”で整えるとラクになる!

文房具収納のポイントは、「使う人が」「使う場所で」「使いやすいように」整えること。
つい“まとめて管理しよう”としがちですが、使う場所や人の動線を意識することで、片付けも自然とラクになります。

まずは今日から、よく使う場所に最小限の文房具セットを置いてみる。
それだけでも、毎日の小さな「探し物時間」から解放されるかもしれません。

■執筆/持田友里恵
整理収納アドバイザー。片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信念のもと、片付けの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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