クローゼットを開けたときに、「ちゃんと片づけたのに、なんだかごちゃついて見える…」そんな経験はありませんか?
実はそれ、収納量や片づけ方だけではなく、“ちょっとした共通点” が原因かもしれません。
今回は、ミニマリストライフアドバイザーのいえはが、クローゼットがごちゃついて見える原因と、整って見せるコツをお伝えします。

1.ハンガーがバラバラ
クローゼットを開けたとき、服の高さがそろっていると、それだけでスッキリ見えます。
本棚も高さの違う本がランダムに並んでいるより、同じ高さの本が並んでいると整って見えるように、ハンガーをそろえるだけで、整って見える効果がぐんとアップするんです。
ハンガーは一度そろえると長く使えるので、自分のクローゼットの雰囲気に合うお気に入りのハンガーが見つかると、クローゼットを整える楽しみも生まれます。
まずは数本試してみて「これだ」と思えるハンガーが見つかったら、スカート用・コート用なども同じメーカーでそろえると、クローゼット全体に統一感が出ます。
上の写真はIKEAのBUMERANG (ブメラング)です。
8ピースのセットで699円。
素材が無垢材なので、重厚感があり、温かみのあるクローゼットを作りたい方におすすめです。
オンラインでも購入できますよ。
2.収納用品がちぐはぐ
クローゼットのケースやボックスが同じシリーズでそろっていると、見た目に統一感が出て、スッキリと整って見えます。
たとえば、ホテルのタオルが同じ色・サイズで並んでいると心地よく感じるように、収納用品もそろっていると“整っている空間”に変わります。
すべて買い替えることは大変なので、「これから買い足すときや買い直すときはこのシリーズにしよう」と決めておくことで、ゆっくりですが、統一感のあるクローゼットを作ることができます。
上の写真は、無印良品の「ポリプロピレン収納ケース」。
サイズ展開が豊富で、どの店舗でも同じものを買い足せるので、後から少しずつそろえていきやすいのが魅力です。
“いつ買っても同じものが手に入る定番のケース”を決めておくと、なんとなく別のケースを買ってしまうことを防ぐことができるのでおすすめです。
3.収納用品のサイズが合っていない
クローゼットの奥行きに合うケースを選ぶと、空間をムダなく使えて、スッキリとした印象になります。
奥行きが合っていないとデッドスペースができやすく、クローゼットを最大限に活用できない可能性があります。
収納ケースは“奥行き”が大事なポイントです。
購入前にはクローゼットを採寸して、幅だけでなく、奥行きも合うケースを探してみましょう。
「ここにぴったり!」と思えるケースを選ぶと、クローゼットを見るたび心地よさを感じられますよ。
“そろえる”だけで変わるクローゼット
クローゼットを整えて見せるコツは、ハンガー・収納用品・サイズを“そろえる”こと。
すべてを一度に変えなくても、少しずつ自分の定番を決めていくと、自然と統一感が出てきます。
クローゼットが整うと、服選びがラクになり、朝の気分も軽やかに。
「そろえる」という小さな工夫が、毎日の暮らしを気持ちよくしてくれます。
■執筆/いえは
ミニマリストライフアドバイザーとして「少ないもので心地よく暮らす工夫」や 「ムリなくモノを減らす方法」など、ミニマリスト主婦の暮らしのアイデアを紹介。クローゼットの整理や収納、自分時間を通じて「少ないけれど、満ちている暮らし」を発信している。Instagramは@ieha.minimal
編集/サンキュ!編集部