【片づけ】もう挫折しない!整理収納をする前に考えるべきこと4選

2022/11/18

今度こそ整理収納を完璧に終わらせる!そう意気込んでいても途中で挫折していませんか?

今回は、整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし簡単な掃除法や家事テクなど、プロとしてのノウハウを発信する中里愛子さんに、「整理収納を挫折しないために初めに考えるべき4つのこと」を教えてもらいました。

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1.目的を明確にする

そもそも何のために整理収納をするのでしょうか?「すっきりしないから」「散らかっているから」…そんな問題解決のための整理収納では、全く楽しくありません。

「お友達を呼んでパーティーをしたい」
「片づいた部屋で音楽を聴きながらゆったりとワインをのみたい」

そんな整理収納をしたら手に入る「幸せ」を意識する方が、よっぽどモチベーションに繋がります。また目的が明確になることによって、その目的に必要なものを残し、不必要のないものを手放せばいいので、要・不要の判断も早くなります。

2.家族の意向を確認する

ひとりで整理収納を進めていませんか?家族の意向を聞かずに進めてしまうと、家族にとっては使いにくい収納法になってしまい、片づけてくれない原因になってしまいます。他にも要らないと思って捨てたら大切なものであったり、必要と思って丁寧に収納したら、不用品で収納を見直すことになったりと、喧嘩の原因や労力の無駄になってしまいます。家族の意向を確認しながら進めましょう。

3.細かく期限を決める

期限がないと人はつい先送りにしてしまったり、ダラダラと進めてしまいがちです。集中して整理収納を進めるために期限を設けましょう。

期限の決め方は、まず最終完了期日を決め、それを達成するためには各所どの程度のスピードで進めたらいいか、逆算的に考えるといいでしょう。

例えば、初めに「リビングを1週間で片づける」と決めたのであれば、じゃあ1日目は床、2日目はこのキャビネット、3日目は本棚…とリビングを7日分に分けます。次に1日目の床は30分でモノを1カ所に集め、1時間で分類して…などと細かく期限を決めて行きます。期限を意識できるとスピードアップに繋がりますし、細かい期限をひとつずつクリアすることで達成感を得ることができます。そしてまた次の整理収納への意欲が沸いてくるのです。

いつ終わるかわからない遠い先のゴールを見るのではなく、近いゴール設定が大切なのです。

4.モノを増やすことを断つ

整理収納が出来ない原因に、自身で管理できるモノの量を超えてしまっているということがあります。どんなにモノを減らしても、モノを増やし続けては何も変わりません。まずはモノが増えてしまう原因と向き合い、買い物の頻度を減らすなどライフスタイルの改善をしましょう。

また、定期購入しているものを見直したり、無駄に届くDMや通知を届かないように手配するのもいいですね。

十分な計画とライフスタイルの改善で整理収納を完成させることができます。ご自身ひとりで考えるのが難しければ整理収納アドバイザーなど、片づけのプロにご相談されるのもいいですね。

■執筆/中里愛子…介護福祉士として働く中で、多くの人が片づけや掃除に悩んでいることを知り、家事代行会社に転職。その後、2019年に「片付けサポートおうちPLUS」を起業。現在は、整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし、片づけサポートのほか、資格認定講師としても活動。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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