【シンプリストのストック管理術】ストックを持つ基準は2つだけ!
2023/09/21
整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに教わる整理整頓のコツ。
今回は、ストックを持つ基準は2つだけ!ストック管理術について教えてもらいます。
【基準1】災害時に真っ先になくなりそうなもの
1つ目の基準は、「災害時に真っ先になくなりそうなもの」です。
わが家では、非常水は家族4人で1週間分を確保、トイレットペーパーは3倍ロールを8パックまとめ買いをし、必ず2パックは常に残した状態にしています。
ガスボンベは、卓上コンロを日常使いすることで多めにストックしても困りません。
賃貸の2LDKのため、収納が特別多いわけではありませんが、ムダなものを徹底的に見直すことで、置く場所を確保しています。
防災を意識して持つことで、ライフラインが一時的にストップしても慌てて買い出しに行く必要もないため、「混乱」から距離をとることができます。
【基準2】消費スピードが早いもの
2つ目は、「消費スピードが早いもの」です。
消費スピードが早いということは、それだけ常にストック数を気にかけ、買い出しをしなければならないということ。
例えば、夫婦2人暮らしのときは歯ブラシは1、2カ月に1回の頻度で買えばよかったのですが、子どものぶんもとなると、噛みグセで1週間以内にダメになることもありました。
毎週買いに行くのは大変なので、20本入りの歯ブラシをネットで購入したところ大正解!「そろそろ買わなければ」「もうダメになったの!?」というプチストレスから解放されました。
セリアの粘土入れに20本ぴったり入るので、そんなに場所もとりません。
消費スピードが高いもののなかでも、通常時に買う時よりも2割以上安く買えるものは、大容量のものを買うこともありますよ。
シャンプーは家族暮らしだと消費スピードも高いため、1kgの大容量サイズでも3カ月以内に使い切ります。
逆にリンスやトリートメントは女性陣しか使わないため減りも遅く、ストックは持たないようにしています。
収納スペースと自分の管理レベルをみて、「○カ月以内に消費できる範囲で持つ」などと期間で決めるといいでしょう。
ストック管理はメリハリが大事!
「持つ」と「持たない」の基準を明確にし、持つストックでも限度をつくることで、快適なストック管理をすることができます。
そのためには、手持ちのストックがどのくらいの期間で消費できるのか、把握しておくとよいでしょう。
ストック品の適量を知ることができれば、ストック以外のものにも対応することができます。
暮らし全体の適量を把握することで、暮らしはさらに快適になりますよ。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部
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