いつ人が来ても大丈夫な家は、「ため込まない家」でした!
2020/04/21
「いつもこれくらいキレイだったら…」とため息をついた人~!…人を呼べる状態までどれくらいの時間が必要ですか? いつでも人が呼べる素敵な部屋をキープしているmamuさんからその仕組みを編集部が聞きました。
「ため込まない家」の仕組み
掃除や片づけをため込むのがストレス。だから、すぐできる仕組みをとことん考えました「面倒くさがり屋なので、掃除や片づけがたまるとやる気がダウン。だから、フットワークはなるべく軽くしておきたいんです」。
掃除道具やよく使うものは、ワンアクションで出し戻しできる仕組みが基本です。手間がかからないから、夫や子どもも自然と片づけてくれ、いつでもキレイな空間をキープできるように。「先日も、排水管工事のかたに室内のあちこちを見られたけど、いつでも整っているから恥ずかしく感じませんでした」(mamuさん)
Profile…mamuさん
夫、長女(8歳)の3人家族+猫1匹。2~3年前から徐々に物を減らし、好きなものだけに囲まれたシンプルライフにシフト。インスタグラムのアカウント:m035_kurashi
<House Data>
・2LDK(92.61㎡)
・築15年(6年前にリノベーション)
・分譲マンション
リビングの家具はすべて脚つき。掃除もラクラク♪
テレビボードやチェストは脚つきを選んで、掃除のハードルをダウン。「家具をいちいち動かすのはストレスのもと。そのままフロアモップが入るから、掃除が苦になりません」
キッチンは白・グレー・木目で統一。物が多くてもスッキリ見える!
キッチンの棚は、頻繁に使う家電やツールを"見せる収納"に。購入時に吟味し、白・グレー・木目でそろえて、ゴチャつきを軽減。カウンター、テーブル上は、物を置かないようにしています
食器棚の中もひと目で見渡せて出し入れスムーズ!
食器棚の下段は、奥行の浅い棚にして、食器全体を見渡しやすく。「出し入れもラクで、扉を開けるたびに気持ちよくて、お客さんに急に開けられてもへっちゃらです!」
玄関に出す靴は1人1足まで。だから広々!
靴は出しっ放しにせず、その日にはいたものだけを出すルールに。最大3足なので、掃除の際にも邪魔になりません。急な来客のときにも慌てず、スッキリを保てます
洗面所のオープン棚も、色がそろっているから清潔感◎
洗面所のオープン棚は、ケースを白でまとめて、シャンプーやボディソープのパッケージをカバー。色柄を統一したタオルは、折り目をそろえて収納することで、清潔感がアップします
気になるペット対策は?
次亜塩素酸水の噴霧で消臭&除菌
一般的に、アロマオイルは猫にNGといわれているので、加湿器に次亜塩素酸水※を入れて噴霧。におい消しのほか、除菌効果も!
※次亜塩素酸の希釈は、商品の表示どおりの分量に従ってください。
食べこぼし汚れ用にぬれティッシュ&足跡はモップ+アルカリ電解水でひと拭き
足跡の脂汚れには、アルカリ電解水の出番。フロアモップでこすればスッキリ! トイレカバーの横にぬれティッシュも常備し、食べこぼしなどの汚れをひと拭き
モノトーンと木目で統一された室内は、いつもスッキリ! ワンアクションで片づけられれば自然とキレイが続くみたい。よく使うものを厳選するのがポイントですよ!
参照:『サンキュ!』5月号「どうせ来ないと思って、ひどい生活していませんか?「いつ人が来ても大丈夫」な家になりたい!」より一部抜粋。掲載している情報は18年4月現在のものです。
撮影/tsukao 構成/宮原元美 取材・文/浅沼亨子