【玄関収納】下駄箱は「しやすい」ことが重要!3つのポイント
2024/04/29
テーマは「これでOK玄関収納」。
玄関の収納が整っていると外出がスムーズになります。
私がおすすめするのはなんでも「しやすい」です。
3つのポイントをご紹介します。
ポイントその1:取り出しやすくするために今なくてもよいものは除外する
玄関は靴以外にもいろいろなものを置いています。
たとえば、買い物に使うものや、アウトドアグッズ、お子さんのおもちゃなど。
外に持っていくものは意外とたくさんあります。
なんでも玄関に置いておこうと思うと、あっという間に玄関はごやごちゃしてしまいます。
シンプルに保つためには、今玄関になくてもよいものは除外します。
おすすめするのは、使用頻度の重視。
マイカゴなど買い物に使うものなら週に数回出番があると思いますので、玄関に収納するほうが使いやすいです。
しかし、アウトドアグッズは季節にオンオフがありますので、オフシーズンは玄関以外の場所に移動します。
玄関の奥に大きな収納があって一括でしまうことができるなら移動の必要はないかもしれませんが、全て玄関に収めることができない場合、戸建てなら車庫などのスペース、マンションならトランクルームに収めます。
ポイントその2:靴を履きやすくするために数は厳選する
玄関に収納するもので一番多いのはやはり靴だと思います。靴の数は厳選します。
「おしゃれは足元から」という言葉がある通り、ファッションにこだわりのある人はいろいろな靴をお持ちだと思います。
色や素材などコーディネートを統一しようと思ったら、靴の種類は際限なく増えていきます。
増えても適切に管理できるのなら問題はありませんが、収納スペースが限られていたり、無理やり詰め込んで取り出しにくかったり、把握しきれず忘れてしまうのであれば問題です。
数を厳選するには、
・自分の生活スタイルから何種類の靴があればうまく回せるかを決める
・収納スペースから1人あたり何足収納できるか数を割り出すなどして上限を決める
などの方法で靴があふれかえらないように保ちます。
複雑な収納テクニックを使って靴をたくさん収納できるアイテムがあります。
靴を互い違いに重ねればスペースを2倍活用できるというようなアイテムなどです。
しかし、私はあまりおすすめしません。取り出す時やしまう時の動作が多くなってしまうからです。
めんどうだなと感じると出しっぱなし、あるいは履かなくなってしまうことが多いです。
ポイントその3:掃除をしやすくするための収納
玄関は汚れやすいところです。
靴についた砂埃などを持ち込みやすいところなので、こまめに掃除できる玄関が一番です。
こまめに掃除をするには掃除をしやすい玄関収納にします。
たたきに置いてよい靴は1人1足までと決めるというルールはとてもおすすめです。
基本的にその日履いた靴を出しておいてひと晩おきます。
出かけるタイミングで、違う靴を履くなら前日履いた靴は収納します。
これだと無理がありませんし、たたきの掃除がしやすいです。
靴の収納、私はトレーを使っています。
土足禁止用の車に使うトレーが100均で販売されています。それを靴箱の棚で使っています。
靴の裏に砂埃がついていてもトレーが受けてくれますので、トレーだけさっと洗うか拭くかするだけで済みます。
靴の裏の砂埃を気にするようになると、掃除の時に靴の裏も拭くようになりました。
玄関掃除とセットで行えばそれほどめんどうなことではなくなります。
まとめ
これでOK玄関収納のポイントを3点述べました。
全てにおいて「しやすい」そのためにはシンプルにします。複雑な方法は長続きが難しいです。
外出する時にサッと靴を出せる、アウトドアレジャーの時にすぐ問い出せる、サッと掃除ができる…など場面場面を思い浮かべます。
自分が一番「しやすい」と思う方法を取り入れていきましょう。
この記事を書いたのは・・
渡部夏代(わたなべなつよ)
整理収納アドバイザー2級認定講師、企業内整理収納マネージャー講座認定講師、ファイリングアドバイザー認定講師。
小さなころから好きだった片付けが仕事になりました。
ご家庭の整理収納サービスの他、オフィスや店舗、倉庫などの5S活動も行っております。