片づけのプロが教える「洗面所に置いてはいけないもの」とは?
2024/03/11
歯磨き、洗顔、メイクにスキンケア、小物類の着脱……など、洗面所でやることは意外と多く、それゆえにものが多くなりがち。ごちゃごちゃした洗面所に悩んでいる人も少なくないのでは?
そこで今回は、アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する家事代行スタッフに「洗面所に置かないほうがいいもの」について聞いてみました。
メイク用品を置かないようにしただけで……
ある女性が、それまで当然のように洗面所に置いてあったものを、置かないようにしただけで、家族全体の生活にゆとりが生まれた――という事例がありました。
何を置かないようにしたと思いますか?
メイク用品です。
その女性は毎朝、洗面所で洗顔をして、ローションや乳液などのスキンケアをして、そのまま洗面所でメイクをしていました。ですから洗面所には、スキンケア用品とメイク用品が、ところ狭しと置かれていました。
あるとき、それらをすべて別の部屋に移動したのです。
洗面所にメイク用品を置いてはいけない5つの理由
彼女がメイク用品を置くのをやめた理由は5つ。
理由1:メイクアップにはそれなりに時間がかかります。その間ずっと洗面所を占領してしまい、ほかの家族が洗面所を使いにくかったのです。
理由2:メイク道具を使っていると、誤って落下させることもあります。すると、洗面ボウルにヒビが入ったり、傷ついたりしてしまうこともありました。
理由3:そもそも洗面所はそれほど広いわけではないのに、種類の多いメイク用品を置くことで、ますます狭くなっていた。洗面所にはほかにも、歯磨き関係や、ドライヤーなどのヘアケア関係など、いろいろなものが置いてあるので、ごちゃごちゃした場になっていました。
理由4:メイク用品は、ファンデーション、マスカラ、口紅など、色の濃いものが多く、また油性のものが多い。なので、白い洗面ボウルを汚してしまったり、手についたファンデーションで扉や鏡を汚してしまい、掃除がたいへんになっていた。また、歯磨きや洗顔の際の飛沫を受けて、メイク道具が汚れてしまうこともありました。
理由5:洗面台が窓から遠く、自然光で肌色の確認をするのがむずかしかった。メイクをする場所としてもっともふさわしいわけではなかった。
このように洗面所からメイク道具をなくしたことで、朝のいそがしい時間帯に洗面所が混まなくなりましたし、洗面所のものが減ってスッキリした空間になりました。また、固いものを洗面ボウルに落として傷つけたり、汚したりするリスクも減りました。
また、以前は洗面所で立ちっぱなしでメイクしていましたが、今では明るい場所で座ってメイクするようになり、朝のひとときに余裕が生まれたようです。
洗面所がごちゃごちゃで悩んでいる人は、まずメイク用品から見直してみてはいかがでしょうか。