「片付け」のプロが解説!食器の寿命(捨てどき)っていつ?
2024/03/20
割ったりヒビが入ったりしない限り、いつまでも使うことができる食器類。ひとつのものを長く使うのはいいことである反面、ずっと使っていると飽きがきたり、あるいは新しい食器類も増えることで棚がゴチャゴチャしてしまうという懸念も……食器の寿命(捨てどき)っていつなのでしょうか?
アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する家事代行スタッフに解説してもらいました。
出番が多い食器とそうでない食器の違いは?
どこのご家庭でも出番の多い食器がある一方で、ほとんど使ったことのない食器というものがあるはず。使っていないものには、やはり使わない理由があるもの。
その食器を持ち続けるか、お別れするか、判断するときにはふたつの視点が大切になります。
食器の寿命を考える視点1:ライフスタイルで考える
ひとつ目は「今の自分のライフスタイルに合っているか」です。
ご家庭によって必要な食器はさまざまですが、たとえば、子どもが小さかった頃の幼児用の食器、パーティーは開かないのに大きすぎる皿、法事などで昔使っていた大量の食器、自分の趣味と違う贈答品の食器など、「今の自分のライフスタイル」に必要ないと判断された食器については、持ち続ける理由がなくなってしまったわけです。
つまり、使うことができるけれど卒業(寿命)ということになります。
食器の寿命を考える視点2:自分の価値観で考える
ふたつ目は「自分の価値観に合っているか」です。
どんな食器を使いたいか、という価値観も人それぞれです。好きな色、使いやすい形・大きさ・数量、しっくりくる手触り・重さ、気分が上がるデザイン・ブランド、よく作る料理に合うか、手入れがしやすいかなどなど……自分が食器に対して、どこにこだわっているのかを考えてみましょう。
率直に行ってしまえば、「好きじゃない」「用もない」ならお役目終了ということです。
割れてしまわない限り、食器の寿命を決めるのは自分次第。もちろん食器の第2の人生として、グラスを花瓶として使ったり、湯飲みをペン立てとして使ったり……という再利用法もありますね。