【プロに聞いた】意外とかさばる「カバン(バッグ)」収納はどうやるのが正解?
2024/01/25
カバン(バッグ)の収納・整理って、意外と悩ましいですよね。ほぼ毎日使うものだから取り出しやすいほうがいいものの、かさばるから置きっぱなしだと目立ってしまう。しかも、形状もものによってマチマチなので、整頓するのもひと苦労。どうすればいいんでしょう……?
そこで今回は、アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する家事代行スタッフに、カバンの収納をするうえで押さえておきたい基本ポイントについて教えてもらいました。
カバン収納は大きくわけて3パターン
洋服や靴と違い、カバンは「専用の収納スペース」というのはとくに設けていないお宅がほとんどだと思います。そして、たいていの場合はクローゼット内に工夫して収納することになるでしょう。
そんなカバンの収納のやり方は、大きく分けて次の3パターンにわけられます。
【パターン1:置く】
幸いにも棚がある場合には、そこに並べて収納しましょう。もっとも簡単な方法です。また、このパターンの収納は自立して立つカバンに向いています。
【パターン2:掛ける】
さまざまなタイプのフックなどを利用して、カバンを掛けます。クローゼットの扉や部屋のドアにもフックをつけると、収納量を増やせます。軽いカバンや、カジュアルなカバンに向いています。
【パターン3:入れる】
引き出しやボックスに、カバンを入れて収納します。コンパクトなものや、折りたたみできるものに向いています。
効率的なカバン収納のポイントは?
上記を踏まえたうえで、ここからはカバンを効率的に収納するポイントについて解説していきます。まず、カバンに限らずものを収納するとき重要なのは、自身にとって最適な数を持つこと。
いくら効率的に収納しても、数が多くては限界があります。まずは「状態が良い」「お気に入り」のものだけ残すようにして、数を絞りましょう。
それでも数が多い場合は、大きなカバンと小さなカバンでペアを作ります。そして大きいカバンの中に、ペアにした小さなカバンを入れて収納することで、収納スペースを節約すると同時に、大きなカバンの型崩れを防ぎます。
なお、なかに入れたカバンの存在は忘れられがち。そうならないように、取っ手を少し見えるように出しておいたり、同系色で組み合わせるなど、工夫してみましょう。
めったに使わないけれど手放したくないカバンは、収納用品としても活躍してもらいましょう。
例えば……
・大きなトートバッグの中に、ほかのカジュアルなカバンをまとめて入れる
・旅行用カバンの中に、水着や旅のお供グッズを収納しておく
・海外用の大きなスーツケースの中に、予備の寝具やオフシーズンのものを入れておく
などです。
カバンの収納でやってはいけないことは?
帰宅したら、カバンに色々入れたまま放置しないようにしましょう。お財布やポーチは取り出し、専用の引き出しか専用の箱に戻しておきます。カバンはカラにして休ませるようにしましょう。
レシートや小銭、アクセサリーなどが中に残っていないか確認しましょう。この習慣をつくることで、紛失や、余計なものを持ち歩き続けることを防ぐことができますよ。