家事のストレスをなくす「3つのルール」を大公開!
2022/03/24
炊事、洗濯、掃除、そのほかにもやることがたくさんあって、もうヘトヘト……。家事の負担やストレスは少しでも減らしたいですよね。そこで、収納上手なインスタグラマーに教えてもらった、暮らしをラクにするための「3つのルール」をご紹介します。
<教えてくれた人>
kao.さん(『サンキュ!』読者/37歳)
夫(39歳)、長女(11歳)、長男(5歳)の4人家族。
*HOUSE DATA
・5LDK(128㎡)/持ち家一戸建て/築4年
ルール1 「管理できる量」だけ持つ
物があふれていると出し入れに手間取ったり、収納法に悩んだりと、それだけでストレスが倍増。自分が管理できる量にしぼれば、日々の行動がスムーズになりますよ。
例えば…
●毎日使うタオル
かさばるバスタオルをやめてフェイスタオルに。サッとしまえて、取り出しやすいオープン収納なら管理しやすい。
●ヘアゴム
入浴や洗顔のたびに迷子になっていた、ヘアゴムやシュシュ。洗面台の扉の裏にフックを取りつけ、「使ったら戻す」を徹底したら、すぐに手に取れるようになりました。
●ボウルやざる
サイズの違うボウルやざるを入れ子に重ねて収納するのをやめたら、出し入れがラクに。
●食材ストック
食材ストックは引き出し1段だけ。いちどに見渡せるから使いたい食材もすぐ手に取れ、残量も一目瞭然です。
●洋服
オンシーズンのトップスは10着以内と決めています。また、気に入らない服を部屋着に降格するのはやめて、毎日家でも「お気に入りの服しか着ない」と決めたら、むしろ管理がラクになりました。
●子ども服
子ども服はリビング横の和室の押し入れに収納。1人1段分に入るだけの数にしぼっています。アイテムごとに引き出しを分けないほうが、子どもも洋服を選びやすいそう。
ルール2 「ついで○○」で家事負担を減らす
後回しにすればするほど面倒くさくなってしまう掃除は、何かのついでに勢いですませてしまうのが正解。kao.さんは、もともと掃除が苦手だからこそ、汚れをため込まない工夫をしていました。
●入浴のついでに「光るモノ」だけきれいにする
鏡や水栓金具などの金属部分は水アカがつきやすく、汚れが目立つ場所。全部キレイにしようとするとおっくうですが、目立つ場所だけキレイにすれば、手間は減るのに効果大なんだそう。
●使い捨てクロスをストックする
管理が面倒なぞうきんを持つのをやめて、使い捨てのクロスに。台拭きとしてはもちろん、捨てる前にはシンクやガス台の汚れもついでに掃除して、とことん使い倒します。
●掃除道具は使う場所に吊るす
カビが気になる浴室も、引っ掛け収納なら、ヌメリ知らずで管理がラクに。掃除道具を浴室内に常備すれば、入浴中、気になる所をサッとキレイにできますよ。
ルール3 やることの「見通し」を立てる
子どもの習い事や学校行事、家事など、やるべきことがたくさん重なったときは、紙に書き出して交通整理を。気持ちに余裕ができれば、小さなことで子どもを叱らなくなります。
●朝に1日の予定を確認
朝、起きたらまずは自分のためにコーヒーをいれます。温かいコーヒーでホッとひと息つきながら、その日の予定をチェック。たった10分でもこの時間を持つことで、気持ちよく1日をスタートできるんです。
●忙しい日こそ付箋に1日の予定を書き出す
予定が立て込んでいる日は、無印良品の「チェックリスト付箋紙」にやるべきことをリストアップ。頭の中を整理すると気持ちが落ち着くし、作業時間も短縮できます。
●季節家事やイベントは付箋に書く
衣替え、車検、予防接種、タイヤ交換など、少し先の用事は、思い出したときにすぐ付箋に書いて、手帳にペタリ。多少予定がずれても、付箋なら移動しやすいので便利。
これ以上ストレスをためないためにも、これらのルールを取り入れてみてください。ムダな作業がひとつでもなくなれば、時間にも気持ちにも余裕が生まれて、日々のストレスも減るはずですよ。
参照:『サンキュ!』4月号「今やれば、4月から暮らしがラクになる!収納のコツ」より。掲載している情報は19年2月現在のものです。撮影/清永洋 取材・文/梶謡子 編集/サンキュ!編集部
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