「結局使わない」を予防する、出番がない「食材・調味料」を捨てるコツ
2019/07/04
生活していると、物は自然と増えていきます。タイミングを決めてリセットしないと、いつの間にかいらない物に囲まれて暮らすことに。そこでこの記事では、捨てるヒントを提案します。余分なものを捨てるクセがついたら、気持ちよく暮らせますよ。
食品整理は衛生面でもプラス
「休日はお家でのんびり」という方は、冷蔵庫やパントリーを少し整えてみませんか?
賞味期限という目安がある食品は、捨てやすい物のひとつ。古い食べ物でお腹をこわすこともありますし、衛生面でもマイナスです。
出番がないものは潔く処分しましょう。
<食材>
生鮮品と違い、乾物、缶詰、瓶詰め、冷凍食品といったストック食材は、期限チェックを忘れがちです。賞味期限切れの物は、すぐ処分しましょう。
日持ちのする物でも、この3カ月で出番がなければ処分候補です。今後も食べることはきっとないはず。お正月に実家でもらったきりの食材なども点検してみましょう。
<調味料>
食材と同じく、出番がない物、賞味期限切れの物はゴミ箱へ。
ちなみに、商品に記載された賞味期限は、あくまで「未開封の場合」です。
開封後は、しょうゆは1カ月、みりんは数カ月、油は1~2カ月で使いきることを推奨するメーカーが多いよう。
それを過ぎたらもう食べられないわけではありませんが、味が落ちて劣化も進みます。辛みが薄れた豆板醤や、香りがとんだスパイスなどは、開封して時間がたったサインです。
捨て方は自治体のルールに従いましょう。
油は、水で軽く湿らせた古紙や古布を詰めた牛乳パックに入れ、ガムテープで封をすると、処分しやすくおすすめです。
捨てた食品は記憶に留めておきましょう。「また買って結局使わない」という失敗を予防できますよ。
Have a try!
□ 引き出し1つ分のストック食材を、
使う・使わないでわけてみる
□ 冷蔵庫の調味料の賞味期限をチェックする
□ 絶対食べない食品を1つ捨ててみる
監修/中山真由美
1000軒超の家を片づけた人気整理収納アドバイザー。片づけ下手を克服した経験をもとに、だれでも実践しやすい方法をアドバイス。一般家庭の片づけや企業の収納プランニング、ライフスタイルショップとの収納アイテムの商品開発など幅広く活躍中
構成・取材・文/神坐陽子
生活情報誌の編集部を経てライターに。雑誌やwebメディアで、暮らしのハウツー記事や読み物の編集、ライティングを手がける
撮影/上原朋也