物量MAXからの大変身!築22年でも超機能的な家の片付くテクニックを大公開

2019/12/09

「ていねいな暮らし」にあこがれて、インテリアにこだわってみても、自分の暮らしにあっていなければそれはただのガラクタに…。部屋が物であふれてしまう前に、ムダな物は捨てていきましょう。片づけのコツをつかめば、住みやすい家を手に入れることができますよ。3度の引っ越しを経験し、そのたびに身軽になったという主婦・tomoさんに話を聞いてみました。

<教えてくれた人>
tomoさん(愛知県 36歳)
夫、長男(8歳)、二男(5歳)の4人家族。築41年の社宅を経て、現在は築22年の物件に暮らす。整理収納アドバイザー1級の資格を取得  http://lifeco.blog.jp/

◎HOUSE DATA◎
築22年/賃貸マンション/2LDK(51㎡)

三度の引っ越しを経てたどり着いたスッキリの境地。tomoさんの家は、毎日使う物、しかも使い勝手のいい物しかありません。以前は、北欧インテリアに凝って、器や雑貨で散財しました。ていねいな暮らしブームに乗って、梅をガラスびんいっぱいに漬けたこともありました。しかし、引っ越しの荷づくりのたびに後悔したのです。「なんで私は、こんな物を買った?」と。1つの場所で暮らしているだけでは気づけなかった、物選びの基準。それは、「もし次に引っ越しても持っていきたいかどうか」。梱包が面倒と感じる物は、実は大して大切じゃない物でした。さよなら、ガラスびん。さよなら、重い鋳物鍋。ずっと手もとに置けるのは、流行に関係なく扱いやすい、自分が本当に必要と実感できる物だけ。結局、物は、機能性重視が正解でした。

tomoさんの引っ越し&おうちヒストリー

引っ越すたびに、古く狭くなる家。tomoさんが持ち物をどう減らしていったかを、引っ越し歴とともに追いました。

2009年:飾りまくり期

新婚時代に住んだのは、リビング20畳の広々マンション。豪華でテンションMAXになり、家具やオブジェを買いまくる。しかしその結果、後の引っ越しの荷づくりで地獄を見ることに。(築9年/2LDK 95㎡/2人家族)

*こんな物であふれてました
□やたら大きな家具、鍋
□流行っていた北欧雑貨
□収納用のかわいいかご

2011年:物量MAX期

前より狭い家で子どもが生まれ、物があふれ出す。しかし、なんとか収まっていたのは、後に整理収納アドバイザーになるほど収納テクが上がっていたから。そうこうしているうちにまた引っ越し!(築18年/2DK 65㎡/3人家族)

*こんな物であふれてました
□なんかちょっとした飾り
□子どもの身の回り品、おもちゃ
□たまにしか使わない食器

2014年:自己陶酔期

次の家は築41年の社宅で、しかもさらに狭くなると知り、大量に物を処分して入居。この古さをなんとか逆手に取ろうと、〝昔ながらのていねい暮らし〞にシフトし、涙の努力。(築41年
/2LDK 58㎡/4人家族)

*まだこんな物が残ってました
□高かったから捨てられないポット
□やたら多い保存容器
□夫の趣味の物

*まだこんな物が残っていました
□高かったから捨てられないポット
□やたら多い保存容器
□夫の趣味のもの

そんなtomoさんがたどり着いた機能的な家とは……!?

4軒目の家。 今がいちばん 住みやすい理由

前の家から、さらに捨てて、もっと身軽に。いちばん大きな捨てた物、それは「素敵に暮らす」という〝見栄〝でした。

物を厳選したら、料理も掃除もはかどるように

キッチンに物が多いころは、まず何を手に取るかで迷い、掃除するにもほこりを拭いて……とひと苦労。「数が少ないと迷わないから時短になるし、出しっ放しが減って掃除もラクチン!」

ふだん使いの鍋類は2種類の片手鍋 にしぼって

「煮ものは厚手の鋳物ホーロー鍋が最高」。そう信じていたけれど、味は大差なし。それなら、片手でヒョイッと扱える、使いやすくて洗いやすい鍋の勝ち。重い鍋とは、さよなら!

まな板は、薄い物1枚をフックで目隠し収納

狭い台所では、まな板1つでも、濃い生活感を漂わせます。そこで思いついたのが、扉裏を収納に使うこと。「薄手のまな板(手前)と水きりマット(奥)を、フックで内側に掛けてスッキリ」

家電は複雑な機能の物より、毎日指1本で使える物がいい

物をぐっと減らすついでに、ムダな機能のついた家電も処分。「使う機能なんて限られているし、ボタンの多い物はデザインもごちゃついていて、視界に入ると散らかった印象に」

水きりかご

洗い物が終わっても、水きりかごにお皿を置きっぱなしにしがちだったというtomoさん。「網タイプは小さいので、毎回しまうように」。使用後はたたんで蛇口の後ろに収納。

大量にあったクリップ

食べかけのお菓子や乾物の袋を留めるクリップは、結構かさばるうえに、カラフルすぎるのも難点。そこで黒い輪ゴムにチェンジしたら、小物入れ1つに収まるように。

ていねいな暮らしへの憧れを手放したら、本当に必要な物がわかった

以前は〝梅仕事〞用ガラスびんや作り置き用の保存容器が棚いっぱいに。けれど男子2人の子育て&仕事で、そんな余裕はない!「保存容器は半分以上を処分。棚もスッキリ」

テレビ台もテーブルも置かないほうが広々使える

「テーブルなど、ちょい置きできる場所があると、ついコップなどが置きっ放しに」。収納代わりのテレビ台も手放したら、なんとなく持っていたDVDやゲームも処分できました。

リビング横の和室にはあえておもちゃコーナーをつくらずゆとり空間に

リビングが片づいていても、隣の和室がごちゃつくと、一気に散らかって見えます。「おもちゃはすべて子ども部屋で管理。和室は開けっ放しのほうが広々見えます」

日用品は1カ所!に集めたほうが散らかっても戻しやすい

薬はそこ、電池はあそこ……。日用品の収納場所を分けると、出すのも大変、戻すのはもっと大変。「全部ここ!」と決めたら、子どもでもわかりやすいし、片づけもラクに」

冷蔵庫内の保存容器を減らしてスッキリさせたら、食費もダウン!

以前は冷蔵庫内に死角が多く、食材を腐らせてしまうこともあったそう。「食材の使い切りを心がけたら食費が月1万円もダウン!」

ダイニング近くの洗面所は白で統一すれば不思議とスッキリ見える

こまごまとした日用品が多い洗面所。「うちは狭いので、開放感を求めてリビング横のこの場所のドアはあえて開けっ放し。スッキリ見せるために置く物の色をそろえています」

学用品をワゴンにひとまとめ!にしたら、散乱しなくなった

子どもは帰ったらすぐランドセルを自分の部屋に……置かない! そこで、帰宅前にワゴンを玄関に移動させて置き場所を確保。あとでそのまま子ども部屋に戻します。

仕切りつきボックスなら雑に放り込んでもなぜか整って見える

身支度を子ども自身ができるように工夫。「ひと目で見渡せるイケアのボックスなら、子ども自身も着る物を選びやすいみたい。少々雑に入れても、きれいに見えます(笑)」

参照:『サンキュ!』12月号「ムダな物が多い家に、幸せは来ない。」より。掲載している情報は19年10月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/竹下美穂子 取材・文/福山雅美 編集/サンキュ!編集部

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