汚部屋が劇的に変わる【2割捨て】って何!?実例ビフォアアフター

2022/12/17

年末までに片づけたいけれど、12月はイベントや正月準備などで大忙し。「勢いで大がかりな片づけや断捨離®を始めたものの、挫折しちゃった経験がある」という人も多いのでは?そこで今回は年末にぴったりの片づけ法を提案!


<監修>
すはらひろこさん
片づくおうち収納プランナー。All About収納ガイド。一級建築士や整理収納アドバイザーなど幅広い知識を生かした片づけ術と、片づけ下手な人に寄り添うアドバイスが人気!『スッキリ暮らす捨て方』(宝島社)など著書・監修書多数。

片づけるのが下手、捨てるのが苦手……そんな人でも無理なくできるのが、「2割捨て」。では、簡単に捨てられる「2割」とは、いったいどんな物のことなのでしょうか?思い出の品など捨てづらい物には手をつけず、毎日使う場所に潜む「捨てそびれた不用品」に的をしぼって捨てましょう。迷わずホイホイ手放せて、おのずと物量が2割減します。

迷わず手放せる「2割」だけ捨てよう!

毎日勝手に増えるチラシや、ずーっとある生活雑貨など「見慣れてて気づかなかったけれどよく考えると使わない物」が今回捨てるべき2割に当たります。大半は不用品なので迷わず手放せますよ!

*例えば…
1:毎日たまる物
2:ゴミだと気づかない物
3:枠からはみ出す物



【1】毎日たまる物
DM、レシート、プリント類などの紙物、おまけの試供品などは、自分の意思とは関係なく増える物。欲しかったわけではないから捨てやすい!

■生クリームについてくるしぼり袋
なんとなく取ってあるけれど、ケーキを作らなければ出番なし。

■コンビニでもらう箸やストロー
際限なく増えるので、家族の人数×2など持つ数を決めて残りは処分。


【2】ゴミだと気づかない物
前は必需品だったけど出番がなくなった物は、ずっとあるから〝風景の一部〞になり、いちばん捨てそびれてしまいがち。でも今の生活には不要です。

■乳幼児グッズ
子どもが成長した今もかつての愛用品が引き出しに眠っていない?

■賞味期限を過ぎた物
調味料の賞味期限、薬やサプリメントの使用期限は長いので忘れがち

■何に使うかわからない便利グッズ

■本体のない付属品
べんとう箱は捨てたのに、付属の仕切りだけ残っていたりしませんか?

■ちぎれたゴムバンド

■干からびたウエットティッシュ
直して使うつもりの物でも、ずっと手つかずなら、もはやゴミ。今日でお別れしよう!



【3】枠からはみ出す物
使い切れないほどたくさんある物、用途がだぶっている物などは、適正な数に減らすと毎日使う場所が快適になって効果大!

■何本もの計量スプーンやへら
使いにくいから新しい物を買ったけど、古い物を捨てていないと同じ物が増えて邪魔。

■多すぎるべんとうグッズ
あると便利だからつい買うけど、こんなにいっぱいなくても平気。使いづらい物から処分

■なぜか1つだけある箸置き
セットで使いたい箸置きやコースター。ほかは割れたりして単品になった物は登場シーンなし。

■家族より多いもんじゃのへら
客用カトラリーなど、時々でも使う物は残してOK。ただし家族分あればいい物は減らそう。

残りの「8割」は捨てなくてOK!

生活必需品はもちろん、インテリア雑貨や趣味の品など、あると心が潤う好きな物は残してOK。また、使う予定はなくても、ないと不安な物や捨てる決心がつかない物なども手をつけなくてよし。

*例えば…
・生活に必要な物
・自分が好きな物
・捨てる判断に迷う物

【Before】
【After】

参照:『サンキュ!』1月号「ミニマリストになれないあなたへ。『2割だけ捨て』で、ラクして片づく家になる!」より。掲載している情報は19年11月現在のものです。撮影/横田裕美子 監修/すはらひろこ 取材・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部

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