家族が散らかさなくなる!子どもが自分で片づけできる方法
2021/08/24
つい床に置きっぱなしにする物、つい床に落ちる物。ぜ~んぶなくす方法を考えたという中山さん。散らばるおもちゃや洋服の脱ぎっぱなしがなくなる!子どもが自分でできる片づけ方法をご紹介します。
<教えてくれた人>
中山あいこさん(東京都 39歳)
息子(16歳)、娘(6歳)の3人家族。フルタイムで働きながら片づけの講師としても活動。近刊に共著『みんなの買い物大全』(ワニブックス)がある。http://seikatsunomemo.com
◎HOUSE DATA◎
賃貸マンション3DK・60平米/築20年
子どもが自分でできる方法にしたら、小言が減ってラクに!
シンプルな空間で暮らしたかったあいこさん。以前は物を見せたくなくて「隠す収納」にしていました。
「でも、それだと子どもたちが片づけられなくて、私が頑張らないと部屋がキレイにならなかったんです」。
そこで、子どもの物は見せる収納、掛ける収納にしたところ、床に出しっぱなしが減ったそう。あいこさん自身も本来は面倒くさがりな性格。洋服や食器を集めたい気持ちはあるものの「片づけやすさを優先」し、食洗機や洗濯乾燥機でラクができる物選びを徹底しています。「床に物がないと風が抜けて気持ちがいいんです。テレワークの日も心地よく働けます」。
押し入れは、ふすまをはずせば子どもがおもちゃを片づける
ワンアクションでしまえるように見せておく。
おもちゃ収納を1カ所にまとめて、常に見えている状態にすると、どこにしまうかが一目瞭然に。よく使うおもちゃの収納BOXにはふたをせず、ワンアクションでしまえることを優先。
息子の服の散らかりはフック&かごで解決
片づけ方は本人に合わせるのが大事。片づけが苦手な息子は制服をハンガーに掛けるのも無理だったので「フックに掛けるだけ」にしたら、脱ぎっぱなしがなくなった!
ハンガーは無理!
制服は、ブレザーもフックに掛ける。
洗濯・乾燥したらかごに入れて渡すだけ
たたむかどうかは本人任せ。ざっくりしたたたみ方だったり、かごから出して着たりすることもあるようだけれど、本人がよければOKです。
あいこさんのトップスと娘の服は洗面所にしまって家事ラク
なるべく乾燥機にかけられる服を選んでいるあいこさん。洗面所に収納場所をつくり、乾燥を終えたらその場でたたんで収納する流れにしています。
参照:『サンキュ!』2021年9月号「床に物を置かないだけで、夏の家は快適になる!」より。掲載している情報は2021年7月現在のものです。撮影/林ひろし 構成・文/石川理恵 編集/サンキュ!編集部