ミニマリストを目指した主婦が告白「捨てて後悔したもの」4つ

2020/02/28

シンプルな暮らしに憧れ、多くのものを捨てた経験のあるサンキュ!STYLEライターdanngoです。

ミニマリストになりたい人が増え、捨てて問題ないものを特集した記事をよく見かけるようになりましたね。しかし逆に、捨ててしまって後悔するものってないのでしょうか?

今回はミニマリストに憧れた私が、過去に「捨てて後悔した4つのもの」をご紹介します。

捨てて後悔したもの1:傘

娘が生まれた年、私は傘を処分しました。レインコートも持っていないのに、です。

「息子をベビーカーに乗せたら手がふさがって傘を持ちにくい」という理由だったかと思います。「雨が降っている日は外出しなければいいし、途中で降ってきたらぬれて帰ればいい」と思っていました。今考えるとむちゃくちゃです。

息子のベビーカーには覆いがついていましたし、娘は抱っこしているのでタオルで頭を隠すとさほどぬれません。でも私はずぶぬれ。

幼稚園のママ友が、ある日「風邪ひくよ!これもらいものだからあげる」とレインコートをプレゼントしてくれました。「家帰ったらすぐ着替えますよ」と遠慮したものの、結局もらって愛用。でも、だんだん撥水性が弱くなって水がしみ込むように。

最終的には、見かねた母が実家から傘を持ってきてくれました。

捨てて後悔したもの2:子どもの写真

私自身はあまり写真を現像しないのですが、夫の両親が子ども達の写真をよく現像して送ってくれていました。ありがたく取っておけばよいものを、私はすぐに処分。「だって目の前に子どもがいるのだし」と思っていました。

でも、子どもの成長はあっという間。可愛い盛りの写真を見返したくなった頃に、後悔の念がわいてきたのです。

最近困ったのは、学校の授業で息子の赤ちゃん時代の写真を使うと聞いたとき。息子の赤ちゃん時代はガラケーで写真を撮っていたので画像が粗く、使い物になりません。

友人が撮ってくれた写真が奇跡的に1枚だけ残っていたのを見つけ、プリンターでコピーして持たせるはめになりました。

捨てて後悔したもの3:貴金属

アクセサリーが好きというわけではありませんでしたが、結婚当時の私はいくつか貴金属を持っていました。成人の記念に親戚がくれたもの、祖母の形見、なかには貴重な殿方からのプレゼントも。

その大半を、結婚後数カ月のうちに処分。

買い取り業者に見せるとほとんど値がつかず、がっかりしたものです。花のモチーフがかわいかったフォリフォリのシルバーリングが、わずか十数円。

「銀の相場は安い」という理由でした。土台には値段がついても、ダイヤモンド以外の石には値がつかないそうです。

祖母の形見の指輪から真珠がペンチでグリグリともぎとられたときには、さすがに心が痛みました。

捨てて後悔したもの4:羽毛布団

羽毛布団ってかさばりますよね。

冬場は重宝するけれど、夏にしまう場所を考えるのがストレスでした。嫁入り道具の1つでしたが、息子が生まれたころに処分。

「寒いのは我慢しよう」と思っていましたが無理でした。いくら子ども達とくっついて寝ていても、寒がりの私が耐えられるはずもなく。悩んだ挙句、薄手の羽毛布団を1枚買いました。

じつはこれでもまだ寒くてなかなか寝られない日があり、どうしようか考え中です。

本当に不要か考える時間を大切に

生活必需品や思い出の品は、捨てると後悔することがあるようです。最近の私は、判断に迷うものはひとまずクローゼットに隠して1カ月過ごし、なくても平気か確かめてから捨てるようにしています。

「ものを持ちすぎない」という生活は素敵です。しかし、本当に捨ててよいのか考えてみる時間をもつことも大切かもしれませんね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

 
 

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