桜の木の下の散歩道東京

今捨てずにいつ捨てる!捨てるのには「年度末」が一番最適!捨てるべき3大カテゴリー

2020/03/20

年度末が近づき、暮らしにひと区切りがつく季節。いる、いらないが明確になる春こそ、物をサクサク捨てるのにぴったりです。新年度に入れ替わる物を手放すだけで、家も気分もスッキリしますよ。捨てるポイントを専門家に聞きました。

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<教えてくれた人>
吉川永里子さん
収納スタイリスト。片づけられなかった過去の経験を生かし、整理収納が苦手な人の立場に立った解決法を提案。働く女性、妻、母の目線でこれまで1万人以上に片づけをレクチャー!

年度末は、あらゆる物が入れ替わるとき。だから、悩まず捨てやすい

「1年の中でいちばん物が捨てやすいのは、実は年末よりも3月の年度末。新年度に向けて不要になる物や買い替える物が明確なので、スイスイ処分できます。この3大カテゴリーを見直すだけでスッキリ感を味わえるので、物捨てが苦手な人にこそおすすめ!」。

「春捨て」すると、こんなイイコト

福利厚生の概念、よくやった、フィードバック、従業員表彰賞。テキストのための空のスペースと青の背景にぶら下がっハッピー黄色の笑顔の顔のフレーム。
zakokor/gettyimages
新年度が始まってもバタバタしない

新年度は準備する物が多く、学校や保育園などが始まってから、「あれもない、これもない」と慌てることも。3月のうちに物を減らして、持ち物を整えておくことで、スムーズにスタートできます。

片づけや掃除がラクになって、イライラしない

不要な物を捨てれば、本当に必要とする物が出し入れしやすくなります。片づけも掃除もラクになり、探し物がなくなるから時間のムダもカット。1年で最も忙しい4月でもストレスフリーの毎日に!

物の増加がセーブでき、スッキリが続く

新生活が始まると買いそろえる物が多く、さらに物が増えて散らかる原因に。3月中に使わない物を手放し、新しい物を買いたしする〝交換〞なら、物も増えず、収納スペースをキープできます。

捨てやすいカテゴリー1 サイズが変わった物

不注意に散らばった服の山。
Mukhina1/gettyimages

服や靴は、実際に着用してみて、サイズチェックを。子どもの成長に伴って、水筒やべんとう箱もサイズアップする必要があります。「大人も仕事内容が変わったりすると、持ち物の量が変わり、毎日使うバッグを買い替えることも。入れ替えのタイミングで見直して」。

【例えばこんな物】

□サイズアウトした子ども服、靴
□サイズアウトした水着、体操着
□サイズアップのために使わなくなった水筒、べんとう箱
□持ち物の量の変化で使わなくなったバッグ
□体形の変化で着られなくなったトップス、パンツ

捨てやすいカテゴリー2 古くなった・傷んだ物

使用中の物は捨てるタイミングを見失いがちなので、新年度に向けて新調すると気分も一新。「『まだ使える』と思っていたタオルや下着も、新品と比べてみると想像以上に汚れているのがわかり、処分しやすくなります。鉛筆や絵の具なども進級前に買い替えを」。

【例えばこんな物】

□ほつれやゴワつきが出てきたタオル
□しみや黄ばみがあるシーツ
□汚れが落ちない、底がすり減ったスニーカー、靴
□チビた鉛筆や絵の具、毛先が傷んだ習字筆
□パッキンがゆるんだ保存容器
□ゴムが伸びたり、レースがほつれているショーツ、ブラジャー

捨てやすいカテゴリー3 ライフスタイルに合わなくなった物

子どもの進学や進級、職場異動、転居などでライフスタイルが変わると、使わなくなる物も明確に。「まだキレイな状態だから捨て難いという物は、フリマアプリやリサイクルショップに売るのも手。新学期に合わせて需要が増えるので、3月は売りどきです」。

【例えばこんな物】

□幼稚園、保育園のバッグ、制服、帽子
□進学・進級で使わなくなった学用品(鍵盤ハーモニカ、リコーダー、お道具箱など)
□転職、職場異動などで着なくなった服
□子どもの〝マイブーム〞が去ったおもちゃ
□引っ越しなどを機に使わなくなったふとん、家具

〈紙類は即捨てしてOK!〉
□学校、園からのプリント
保管するように指示があるプリント以外は、1年分すべて捨ててOK。2年以上ためてしまうと収拾がつかなくなるので、必ず1年ごとに処分しましょう。

□前学年までの教科書
小学生の場合、教科書を見直す機会はほぼゼロ。ノートもドリルも処分してよし。小4以降、「受験のために必要」と塾などで指示された場合は保管を。

Have a try!

□サイズアウトした服を捨ててみる
□古いタオルやシーツは新品にしてみる
□キレイなものはリサイクルに出してみる

参照:『サンキュ!』2020年4月号「考えずにものを捨てるなら『春』がいい」より。掲載している情報は20年2月現在のものです。構成/宮原元美 取材・文/平井裕子 編集/サンキュ!編集部

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