40代で「捨てるべきもの」って!?豊かに暮らすために整理したいもの
2024/12/22
40代になると、今の自分にとって何が本当に必要で、何が生活を豊かにしてくれるかが少しずつ見えてくるものです。これまで大切にしてきたものも、今のライフスタイルに合わなければ手放すタイミングかもしれません。
今回は、40代だからこそ見直したい「捨てるべきもの」を整理収納アドバイザーで100均を始めとしたプチプラアイテムにも詳しい、ライターの山岡さくらさんに教えてもらいました。
1.使わなくなった古い服や靴
年齢を重ねると共に、好みやライフスタイルは変わっていくもの。さらに年齢とともに、似合う服も変化していきます。以前は大好きでよく着ていたけれど、最近出番が減った服や靴を見直してみませんか?
まだ着られる、いつか着る、と何年も保管しているものがあるなら思い切って手放しましょう。今の自分が気に入って身に着けられるアイテムが、今の自分に必要なものです。手持ちの服を見直すことで、クローゼットも気分もすっきり整いますよ。
2.趣味やライフスタイルに合わなくなった本や趣味グッズ
若い頃の趣味や流行に合わせて集めた本や雑誌、グッズ類があふれていませんか?そのときの自分にとっては大切だったものも、今は古くなって自分にとっての価値がなくなってしまっているかもしれません。
思い入れがある分少し悩むかもしれませんが、今の自分にとって必要なもの、大切に思えるものを取り入れていくためにはスペースが必要!大切にすることは、捨てないことではないのです。
3.使っていない健康・美容アイテム
流行に合わせて増えがちなサプリメントや化粧品、美容アイテム。使わずにしまい込んでいるものはありませんか?効果が実感できないものや使い切っていないものは処分が必要です。
サプリメントは賞味期限があります。古くなってしまったものは効果が期待できないだけでなく害があるかもしれませんね。化粧品も使用期限があります。開封しているならなおさら、無理に使ってもお肌によくないのです。
ほかにもマッサージグッズやトレーニングアイテムなど、買っただけで満足して使っていないのなら、手放してすっきりしましょう。本当に必要で愛用しているアイテムに絞り込む方が毎日のケアが楽しくなります。
4.期限の切れた書類や資料
契約書や保証書、取扱説明書など、必要なものは保管しなければなりません。ですが、役目を終えている書類や資料も、見直していないとしまいっぱなしになっているかもしれません。
もう壊れて処分した家電の取扱説明書や解約したサービスの契約書などは処分しましょう。保管するものが少ない方が必要なときにすぐに取り出せます。取扱説明書はメーカーのサイトからダウンロードできるものも多いので、紙でもっていなくても困らないことも多いです。
5.しまいっぱなしの過去の思い出
思い出のものは長く生きていればその分増えていくものです。大事なものではあるけれど、すべて残していたら今の生活を圧迫してしまうことに。
箱を用意して、ここに入るだけ、と入れ替えていく方法がおすすめです。定期的に見直し、本当に大切なものだけを残していくことで、収納も気持ちもすっきり。思い出に囲まれつつも、過去ではなく今を大切に過ごせるようになりますよ。
今の自分を大切にするのが1番
年齢を重ねるほどものが増えがちですが、40代の今だからこそ自分に合った生活空間を整えることが大切です。ものを手放すことで生まれるゆとりは、心の豊かさにもつながります。
大切なのは、今の自分にとって本当に必要なもの。シンプルで居心地のよい部屋で、自分らしい豊かな暮らしを楽しむために、ぜひ見直してみてください。
■執筆/山岡さくら…元汚部屋出身、面倒なことは大嫌いなずぼら整理収納アドバイザー。無印良品、ニトリ、100均、3COINSなどのシンプルでプチプラなアイテムを活用した収納を得意としている。
編集/サンキュ!編集部