3つのことを徹底!キッチンがキレイな人が忘れずにやっている片づけ習慣

2025/01/20

キッチンは家の中でもとくに使う頻度が高く、すぐに散らかってしまう場所です。しかし、常にキレイなキッチンを保っている人たちには共通する習慣があります。

家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意な整理収納アドバイザーのMIYUKIさんに、キッチンがキレイな人が忘れずにやっている片づけ習慣3つ!を教えてもらいました。

「限られた住空間を、どうすれば快適なリラックス空間にできるのか」を長年の間模索し、整理収納アドバイザー1級の...

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1.毎日の片づけルーチンを持つ

アジア人女性が台所で皿を洗っている。
lielos/gettyimages

家の中でもとくに乱雑になりがちで汚れがつきやすいキッチンは、毎日のルーチンを実践することで、キッチンを常に清潔に保つことができます。キッチンがキレイな人は、毎日の片付けルーチンをしっかりと持っています。

・使ったらすぐに片づける: 調理器具や食器を使った後は、その場ですぐに洗い、拭いて元の場所に戻します。これにより、シンクやカウンターにものがたまることを防げます。すぐに片づけることがむずかしい場合でも、翌日に持ち越さないことが大切です。

・表面を拭く: 毎日の最後に、カウンターやシンク、コンロの表面を拭く習慣をつけます。キッチンの汚れのほとんどは「油はね」と「水はね」です。しつこい汚れになる前に、キッチンダスターで料理中や片づけのときにサッと拭いてしまいましょう。使い捨てのグッズを使用することで、汚れても捨てるだけなので「洗う・消毒・乾かす」手間が省けます。手間のかかるキッチンだからこそ、使い捨てグッズの利用で掃除のハードルを下げてみるのもオススメです。

・ゴミを毎日処理する: 生ゴミは毎日捨て、ゴミ箱の中も定期的に清掃します。これにより、カビや嫌な臭いを防ぎ、清潔なキッチンを保てます。

2.家族みんながわかりやすい適切な収納方法を取り入れる

キッチン」の棚
kazoka30/gettyimages

キッチンがキレイな人は、収納方法にもこだわっています。収納では「出す→使う→戻す行為の円滑な流れをつくること」が何よりも大切です。

家族がなかなか片づけをしてくれない…と悩んでいる場合、自分はわかっていても、家族にとっては収納方法が複雑でわかりにくい、ものを元に戻すための労力が大きい、収納場所が遠い、など何かしら原因があります。家族みんながわかりやすい収納方法を取り入れることで、探し物の時間を減らし、作業効率を上げることができます。

・カテゴリーごとに収納する: 調理器具、食器、食材などをカテゴリーごとに分けて収納します。例えば、調味料は1つの引き出しにまとめ、頻繁に使う調理器具は手の届きやすい場所に置きます。

・ラベルを貼る: 収納ボックスや引き出しにラベルを貼ることで、どこに何があるかを一目で把握できます。これにより、ものを元の場所に戻しやすくなります。

家族を家事に巻き込むときには、家族のなかで一番家事レベルの低い人に合わせた方法を提案することが大切です。

3.定期的な見直しと断捨離

調理のための製品と木製のパントリーのインテリア。棚から台所用品や食べ物を取る大人の女性
Valeriy_G/gettyimages

キッチンがキレイな人は、定期的にキッチンの見直しと断捨離を行っています。これにより、不要なものがたまるのを防ぎ、常にすっきりとした状態を保つことができます。

・使用頻度を見極める: 一定期間使用していないものは、本当に必要かを見直します。使用頻度が低いものは思い切って手放し、スペースを有効に使います。また、子どもが小さいころに使っていたお弁当箱や水筒などは、子どもといっしょに「思い出」として残しておきたいものだけを選んでみるのもオススメです。

・賞味期限のチェック: 食材の賞味期限を定期的にチェックし、期限が過ぎたものは処分します。とくに乾物と冷凍食品は溜まりやすいので要注意です。

・シーズンごとの見直し: 季節の変わり目に、キッチン全体を見直し、整理整頓を行います。これにより、季節ごとに必要なものがそろっているかを確認し、不要なものを処分できます。

キッチンをキレイにしたいと思ったときは

キッチンは収納されているものの種類が多く、汚れもつきやすいためキレイをキープするのはなかなか大変です。自分1人で毎日丁寧にがんばる必要はありません。上記の3つのなかで、取り入れてみようかな?と思うものから気軽に試してみてください。


■執筆:MIYUKIさん・・・「限られた住空間を、どうすれば快適なリラックス空間にできるのか」を長年の間模索し、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意。19年には、出産を機に退職した看護師として約18年ぶりに復職し、現在は忙しい日々の暮らしをより心地よく過ごすため、「効率的な家事」を取り入れている。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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