決定版「学校プリント&お便り」脱イライラ収納
2020/06/15
うっかり放置するとどんどん増える紙物。あっちこっちに散らばってイライラしないために、スッキリ整理するポイントをプロに聞きました。忙しくても子だくさんでも、ラク~にマネできる読者のリアルテクもまとめてご紹介します。
<教えてくれた人>
中山真由美さん
整理収納コンサルタント。RittaStanza代表。片づけ業界の先駆者として、講師活動、監修など幅広く活躍。テレビやラジオにも出演し、2000件以上の片づけの悩みを解決。
紙物はため込むとイライラのもと!今から流れをつくっておこう!
プリントやお便りはどんどん届くうえに情報も盛りだくさん!一度読めばいい物、保管が必要な物、提出する物などいろいろあるから処理するのが面倒で、ついつい後回しにしがちです。その結果、どっさりと紙物の山ができてしまって、日々のイライラの元凶に……。
でも、〝家に入ってから処分するまでの流れ〞を一度整えてしまえば、あとがラク!配布物が増えて忙しいこの時期もイライラしません。次のルールと読者の実践テクを参考に、トライしてみて!
紙物スッキリ収納ルール3
1 子どもと置き場所を決める
「どこなら置きやすい?」と子どもの意見を聞きながら、配布物の置き場所を決定。「持ち帰ったらここに入れようね」と約束しましょう。
2 人別に分けて保管
子どもが複数いる家庭は人別に分けておくとゴチャつかず、見返すときもスムーズ。クリアーファイルや薄型ラックで分けると省スペース。
3 定期的に捨てる
プリント類は日々増えていくので、週末や月末などタイミングを決めて不要になった物を処分。これでため込まずにスッキリをキープ!
帰宅後すぐに置くランドセルの真上を定位置に
リビングの隅のランドセルコーナーの上にプリント類を入れるカゴを設置。これなら小学生の娘も入れ忘れません。宿題中に配布物に目を通して、保管する物はファイリング。提出物はすぐ記入して、その日のうちにカゴをからっぽに。
元汚部屋だった!子ども2人のママ
kao.さん
必ず目に入るテレビの横にカゴをスタンバイ
プリント類は帰宅後、テレビ横のカゴに入れるルール。「目立つ場所にあると子どもも私も忘れずにすみます」。その日の夜に対応が必要な物、捨てる物、しまう物に分類。
フルタイム勤務&双子のママ
後閑美砂さん
ダイニング近くに子どもでも入れやすい仕切りをセット
親も子も長く過ごすダイニング横の机にファイル立てを置き、小2の長男に紙類を入れてもらいます。連絡帳、宿題、提出物、学校書類の4つに分けて、不要な物はすぐ処分。
子ども3人のワーママで毎日大忙し!
yumihoさん
1人1段のラックに入れてもらい、夜に内容をチェック
配布物はイケアの「ウォール新聞ラック」に子どもが自分でポイッ。夜、家事が一段落したら内容を確認。処分する物はラックの真下のごみ箱へ。保管する物はラックに戻し、週末にファイルへ移動します。
面倒くさがりで家事も苦手!な子ども3人のママ
しょこさん
お便りは1人1ファイルに分けて扉裏にペタリ
クリアーファイル3枚をきれいにはがせる両面テープでリビング収納の扉裏に貼って、人別に紙物を仕分け。扉を開けるとすぐ見られるから確認漏れもなし。あふれそうになったら確認済みや期限切れの物を処分。
元「捨てられない」人だった、子ども3人のママ
_kayo_さん
締め切りの有無で分けると「うっかり」が減った!
「支払いや提出期限を忘れがちだったけど、締め切りのある・なしで引き出しに分けて入れたら、忙しくてもうっかりがグッと減りました!」。(azuさん)
バインダーにはさんでおいて、金曜日の下校後に見直し
プリント類は届いた日に仕分けるのが習慣。時間割や行事のお知らせなど頻繁に見る物はバインダーにはさみ、それ以外はすぐに処分。翌週に必要な物の準備も兼ねて、金曜日に中身を整理します。
片づけに割く時間も体力もない!子ども2人のママ
Ayakoさん
新しい月の物が届いたら不要な物を処分
プリント類は子ども別にフォルダーに分け、書類ケースへ。月替わりに新しい学級便りなどが届いたタイミングで中身を整理。前月のお便りや用事がすんだ書類を捨てれば、ため込まずにすみます。
以前は物にあふれた部屋の住人、3姉妹のママ
桂知秋さん
クリアーファイルに「1枚ずつ」しまえばさっと捨てやすい
「保管したいプリント類を1枚ずつしまえば捨てるのもラク。紙の大きさがバラバラでも見やすくスッキリ!書類がたまったら日曜日の夜に不要な物を処分します」。(山田綾子さん)
参照:『サンキュ!』2020年5月号「その疲れとイライラ収納で解決できます!」より。掲載している情報は2020年3月現在のものです。撮影/清水洋・林ひろし・木村文平・上原朋也・小野田陽一・砂原 文 構成/竹下美穂子 取材・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部
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