汚い家の人は必見!整理のプロが教える「家にあったらすぐに捨てたほうがいい物」
2023/11/28
いつも家が散らかっていて、すっきりしない!それは不要な物を持ち過ぎているからかもしれません。
年末大掃除のタイミングは不要な物を処分するのにピッタリなタイミング。そこで今回は、つい持ち続けてしまうけど、さっさ捨てたほうがいい物について、整理収納アドバイザー×クリンネストの中里愛子さんに教えてもらいました。
捨てる物その1:人から貰った趣味に合わない物
プレゼントやお土産、引出物など、物を増やすつもりがなくても、増えてしまうことがあります。それらの物は必ずしも自分の趣味にあっているとは限らず、活用できないまま置きっぱなしになりがちです。また、くれた人に申し訳なく、なかなか捨てることもできません。
しかし「要らないな」と思いながら持ち続けることが、「相手への義理立て」になっていると言えるのでしょうか?
プレゼントに込められた「真心」を、「感謝の心」で受け止めたら十分です。その時点で物の役割は終了しています。物を手放しても全く問題はありません。
捨てる物その2:古い化粧品
つい色々試したくなって増やしてしまう化粧品。1年以上前から持っている物はありませんか?化粧品は時間の経過とともに雑菌が増え、新品でも劣化が進みます。
また、古い物を使うと肌トラブルの原因にもなることも。美しくなるために使う物で、肌荒れを起こしては本末転倒ですよね。化粧品は、開封済みで1年、未開封でも3年を目安に捨てましょう。
捨てる物その3:しまいっぱなしのぬいぐるみ
愛でることもせず、飾ることもしていないぬいぐるみや人形はありませんか?人形は、風習や癒し、楽しみのために、飾ったり、かわいがったりするもの。しまいっぱなしでは、持っていないのと同じことです。
また、捨てたら「かわいそう」「縁起が悪そう」と思って捨てられないかたもいると思いますが、収納の中にしまいっぱなしの状態が、かわいそうではないと言えるのでしょうか?
飾っていても、ホコリが被ったままになっているぬいぐるみも同様です。存在価値を与えられないのであれば、そのぬいぐるみのためにも手放しましょう。
捨てる物その4:やせたら着ようと思っている服
太って着られなくなった服をいつまでも持ち続けていませんか?やせたら着ようと思っていても、なかなか着られないのであれば、もっと努力が必要ということです。
しかし、いざ本気でダイエットに取り組み、やっとの思いでやせたとき、古くなった服を着たいでしょうか?そのときの自分を一番素敵に見せてくれる服が必ずほしくなりますよ。買い物も楽しくってしかたないことでしょう。
ダイエットが成功したとき、ご褒美で洋服を買うことを楽しみにして、今着られない服はすぐに捨てましょう。
人はさまざまな理由で、本来の目的とは別に、物を持ち続けてしまいます。判断の基準は「今使って、幸せかどうか」です。今使えない物、今利益にならない物は捨ててしまい、すっきり綺麗な家を手にいれましょうね。
■執筆/中里愛子…介護福祉士として働く中で、多くの人が片づけや掃除に悩んでいることを知り、家事代行会社に転職。その後、2019年に「片付けサポートおうちPLUS」を起業。現在は、整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし、片づけサポートのほか、資格認定講師としても活動。インスタグラムはouchi_plus