片づけのプロが指摘!いつも家が汚い人がやりがちなNG習慣3選
2024/06/07
「すっきりキレイに暮らしたいのにいつもごちゃごちゃ」「片づけてもすぐに散らかってしまう」そんなお悩みを抱えていませんか?それはあなたの生活習慣が原因かもしれません。そこで今日は整理収納アドバイザーの中里愛子さんに、家が汚い人のNG習慣を教えていただきました。
1.とりあえず置き
使ったバッグや脱いだ服など、とりあえず床や椅子に置いてしまっていませんか?とりあえず置いてしまった時点で、そのモノへの興味はなくなり、そのまま放置されてしまいます。それが溜まってくると、簡単には片づけられなくなってしまうのです。
使ったモノは片づけまでやり切ることが一番の対策となりますが、とりあえず置いてしまうことは誰にでもあります。そんなときは「一息休憩したら片づけよう」「寝る前には片づけよう」など「とりあえず」の期限を設けましょう。
また「休みの日に片づけよう」など、まとめて片づけるのではなく、「寝室へ行く際は、寝室に収納するモノを持って行く」など、日常生活のなかでちょこちょこ片づけを実行すると、キレイをキープできるようになりますよ。
2.無計画にモノを増やす
可愛い・素敵・面白い・珍しい・安い…、そんな魅力的なモノが世の中には溢れています。そういった衝動的な感情でモノを増やしていませんか?そんなモノの増やし方をしていると、自身で管理できるモノの量を超えてしまいます。収納スペースも足らなくなり、場当たり的に収納用品も増やしてしまいうので、整理収納環境は複雑化。状況はさらに悪化していきます。
本当に必要なのか、管理できるか、収納スペースを確保できるかなど、十分検討し、計画的にモノは増やさなければなりません。
3.定位置を決めない
全てのモノには決まった収納場所が必要です。それがないと、適当に空いているスペースにモノを入れ込んでしまいます。その結果、使いたときにそのモノが見つからず、収納の中をひっかき回したり、関係ないものまで引っ張り出してしまいます。
また、定位置がなければ、使うたびに適当な収納スペースを見つけなければなりません。それがまた億劫で片づけを先送りにしてしまいます。定位置があると戻すだけなので、片づけが格段にラクになり、先送りを防ぐことに繋がります。
散かってしまう原因は、日常の生活習慣にあります。モノを使い終わったあと、片づけまでが一連の動作として習慣化できるようにするには、まず自身の管理能力や自宅の収納スペースにあった量にすることが大切です。そして、生活動線や使用頻度を踏まえた定位置管理が必要です。環境を整え、キレイをキープできる生活を手にいれてくださいね。
■執筆/中里愛子…介護福祉士として働く中で、多くの人が片づけや掃除に悩んでいることを知り、家事代行会社に転職。その後、2019年に「片付けサポートおうちPLUS」を起業。現在は、整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし、片づけサポートのほか、資格認定講師としても活動。Instagramは「ouchi_plus」。
編集/サンキュ!編集部