どうしても捨てられない人の家がスッキリ大変身する「お片付けノート」

2021/12/09

物が多くて片づかない~という人に効果絶大のメソッドをご紹介!1日数個でいいので物を捨てて、ノートにメモするだけで「捨てられる人」に変身。お部屋もスッキリ片づきます。自分でツッコミを書いていくだけ。コツをご紹介します。

<教えてくれた人>
整理収納アドバイザー mocaさん(東京都 40代)
夫(40代)、長男(10歳)、長女(8歳)の4人家族。正社員で現在は在宅ワークがメイン。著書に『お片付けノートで見えてくる!大事なのは「捨てる理由」でした』(主婦の友社)。

ゴミしか捨てられなかった私が捨てられるようになったのは「自分ツッコミ」のおかげでした!

「捨てる理由」を書くことで不用品を見つける力がつく!

元「捨てられない人」だったmocaさんが、スッキリと片づいた住まいを手に入れたのは「お片付けノート」のおかげ。引っ越しを前に大量の物を処分しなくちゃと思っていたある日、捨てた物とその理由をメモしていこうと思い立ちます。「壊れてる!」「古すぎ!」と、メモに並んだ言葉が自分にツッコミを入れるようで面白く、毎日続けられたそう。「捨てた理由を見返すと、え?なんでそんな物を持っているの?という気持ちに。不用品をどんどん見つけられるようになりますよ」。

物を捨てたら居心地がよくなったmocaさん宅。子どもたちもおうちが大好きに!

オープン棚の食器は全部が"スタメン"。適量を出し入れしやすく収納しているので、夫も積極的に片づけてくれます。

ダイニングに置いてもOKの子どもの物は「ここに入るだけ」というルール。ゴチャついてきたら「整理してね」と声をかけ、子ども自身に捨てる物を判断させます。

たんす1つ分の洋服を処分したら、着たい服がすぐに見つかるように。1着買ったら1着処分して、「今あるハンガーに掛けられる枚数」をキープ。

自分でツッコミを入れるのがポイント!「お片付けノート」の書き方

これだけ!

(1)日付を書く
(2)処分した物をメモ
(3)処分の理由をメモ
ここで自分ツッコミを入れよう

まずはノートやメモ帳に日付を書いて、その日処分した物を書き出します。量が多い場合は細かい品名は省略して「おもちゃゴミ袋1袋分」でOK。そして必ず書いてほしいのが「理由」です。その品がたちまち「The不用品」に見えてくるはず。ツッコミ風なら楽しく続けられます。

1 一気に片づけようとせず、1日3~5個で大丈夫!

毎日3個でも1週間続ければ、20個以上の不用品がなくなります。「収納スペースから物を全部出して一気に取捨選択」という方法もありますが、時間もやる気も必要で大変。

2 毎日使う場所で、使うついでに不用品を探してみる

物がたまりやすく、捨てられる物を見つけやすいのがキッチン、洗面所、浴室、クローゼット。まずはこれらの場所で、使うついでに不用品を探すクセをつけて。

3 まずは1週間やって振り返る

1週間続けられたら、まずは自分を褒めてあげましょう!そのあとノートを見直して、「賞味期限切れで調味料を捨てることが多いかも」など、自分のパターンをチェック。

4 3週間続ければ習慣に!

3週間続けられれば、もうあなたは「捨てられない人」ではありません。さらに、「調味料は少量の物を買う」などと、"気づき"に対する解決策を思いついたら上出来!

参照:『サンキュ!』2021年12月号「スッキリした家はぜいたくだ」より。掲載している情報は2021年10月現在のものです。撮影/林ひろし(mocaさん宅) 構成・文/志賀朝子 編集/サンキュ!編集部

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