見逃さないで!家が散らかりはじめる3つのサイン
2022/05/06
せっかく片づけたのに、いつの間にか散らかってしまう家にイライラする…そんなときは家が散らかりはじめるサインを見逃しているのかもしれません。
家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意な整理収納アドバイザーのMIYUKIさんに「家が散らかりはじめる3つのサイン」を教えてもらいました。
カウンターやテーブルにものが積まれてくる
ダイニングテーブルやキッチンカウンターは、大人が立った状態でもっとも「ものを置きやすい高さ」です。
そのため、これらの場所には作業途中のたくさんのものが散乱しやすくなります。散らかりの危険地帯でもあります。
テーブルやカウンターにものが積まれてすぐは片づけも容易にできますが、この状態が続くと散らかっていること自体に慣れてしまいます。
ものを置きやすい場所だからこそ注意が必要です。
未処理のものが増えてくる
ソファーの上に積まれたままの洋服、買い物から戻ってもキッチンや床に置かれたままの食品や日用品、宅配されたまま開封されていない段ボールなど…。
このような未処理のものが溜まりはじめると家が散らかるスピードが一気に加速していきます。
買い物後や宅配便が届いたときは、家に入れた時点ですぐに開封する、段ボールを潰す、ものをしまうなど、その場で処理することが大切です。
ものの吹きだまりができる
とりあえず…、また使うから…と思ってちょい置きされたものたちが集まると、ものの「吹きだまり」ができてしまいます。
どんな家でも見られる光景ですが、問題なのはその数です。1、2箇所の「吹きだまり」のうちに解消できれば問題ありませんが、そうでなければ加速度的に「吹きだまり」は増殖し続けてしまいます。
「吹きだまり」ができやすい場所というのは、自分や家族の行動パターンから「ものを置きやすい場所」「収納しやすい場所」「収納が必要な場所」とも言えます。そこに着目してみることが大切です。
3つのサインに共通するものとは?
家が散らかりはじめるきっかけはさまざまです。
3つのサインに共通するのは、あとで片づけよう、面倒くさいという行動から行われる「ちょい置き」です。
この「ちょい置き」をブロックまたは解消していくことが、散らからない家の第一歩です。
■執筆:MIYUKIさん・・・「限られた住空間を、どうすれば快適なリラックス空間にできるのか」を長年の間模索し、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意。2019年には、約18年ぶりに看護師に復職し、現在は忙しい日々の暮らしをより心地よく過ごすため、「効率的な家事」を取り入れている。
編集/サンキュ!編集部