脱・汚い家!「スッキリきれいな家」が叶う4つのやることリスト
2022/06/20
家が汚い、どうにかしたい!と感じているなら、ものの持ち方を見直すときかもしれません。
ものが整理されてスッキリと片づいた家は、掃除も簡単できれいな家を保ちやすい。
「スッキリきれいな家」が叶う4つのやることリストを、家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意な整理収納アドバイザーのMIYUKIさんに教えてもらいました。
1.自分の理想の暮らしを考える
片づけを始めるときにぜひ考えて頂きたい大事なことがあります。それは、自分の理想の暮らしを思い描くこと!
片づけに関する相談を頂く中で、なかなか片づかない…と悩んでいるかたの中には、片づけるという行為自体が目的になっているかたがとても多いと感じています。
しかし片づけを行う目的は、片づけたその先にあります。
・きれいに片づいた家で自分は何がしたいのか?
・どんな暮らしがしたいのか?
しっかりと自問自答しながら、片づける理由を明確にすることが大切です。そうすることで、自分にとって何が大切なのか?優先順位をハッキリとさせることができ、片づけの途中で迷うことが少なくなります。
片づけを始める前に、ぜひ自分の理想の暮らしを具体的に考えてみてください。
2.ものと決着をつける
まずは「ものの見極め」を行い、不必要なものを処分します。このときに大切なのは、「使えるかどうか」で判断しないこと。
「高かった」「いつか使うかも…」「自分では使わないけれど、誰かが使うかも…」「まだ使えるから、もったいない!」
この思考に陥ってしまうと片づけは進みません。
ものの多くは使うことが目的です。使われずにしまい込まれているそのものを使う日はいつですか?
「高かった…」と悩むそのものは、「今!」使いたいと思えるものなのか?
「いつか使うかも…」と思うそのものを使うのは、「いつ?」なのか?
「自分では使わないけれど…」と思うものは、「誰が?いつ?」使ってくれるのか?
「理想の暮らし」に必要なものなのか?
しっかりと自問自答しながら、ものと決着をつけることが大切です。ものの要・不要の判断は、「今」という現在進行形で考えることが大切です。
3.買い物の仕方を見直す
家が汚いと感じていて、片づけが苦手な人に共通する行動パターンで多いのが「買い物の基準が曖昧」だということ。
本当に必要なものかどうか吟味する前に「安い」「かわいい」「欲しい」などの所有欲のままに買い物をしていませんか?
一生懸命ものと向き合い片づけを行っても、買い物の仕方を意識しなければものは増える一方です。
4.1日10分きれいに片づける時間をつくる
生活をしていれば家が散らかったり、家事が溜まって当然です。しかし、そのまま放置すればものは加速度的に散乱し続け、片づけのハードルが上がります。
それを防ぐためには1日10分でも、ものを元に戻す、ゴミを捨てる、テーブルを拭く…など、1日の中に「片づけの時間」をつくることが大切です。
スッキリきれいな家に住んでいる人は、きれいな家にする時間をつくっている人とも言えます。
スッキリきれいな家にしたいと思ったときには
片づけたい、きれいな家にしたいと思ったとき、「何を捨てるか」と考えがちですが、まずは「自分の理想の暮らしを考えること」から始めてみてください。
自分の片づけのゴールが明確で具体的なほど、片づけのモチベーションが保て、作業のスピードが上がります。
■執筆:MIYUKIさん…「限られた住空間を、どうすれば快適なリラックス空間にできるのか」を長年の間模索し、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意。2019年には、約18年ぶりに看護師に復職し、現在は忙しい日々の暮らしをより心地よく過ごすため、「効率的な家事」を取り入れている。
編集/サンキュ!編集部