ものを捨てたら、「家事の負担」も「出費」も減らせた!
2022/07/24
時間に追われて毎日忙しい!片づけたいのに時間も気力もない…そう思っているなら「ものの持ち方を見直すとき」かもしれません。
「家事の負担」と「出費」も減らせたものの捨て方を、家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意な整理収納アドバイザーのMIYUKIさんに教えてもらいました。
「いつか」を捨てるとお金が溜まる
いつか着ようと思っている服。
いつか時間のあるときに読もうと思っている本。
いつか始めたいと思っている趣味のものたち…。
いつか片づけようと思っている書類や写真の数々。
あなたの家にも「いつか…」と思いながら放置されているものはありませんか?「いつか…」という言葉は、この先使う予定があるように感じられますが、実際は多くの人にとって「いつか」はやってきません。
それでも捨てられないのは「もったいない」と「面倒くさい」から。「いつか…」の為に、とりあえず持っているものをお金に換算するといくらになりますか?とりあえず…と置いてあるスペースを家賃に換算するといくらになるか知っていますか?
お金も空間も、いつか使うかもしれないものではなく「今」の自分のために使いましょう。
いちばん無駄な家事は探し物
家事の負担を少しでも軽くしたい!これは男女問わず共通の望みではないでしょうか?生活の中でもっとも無駄な時間は探し物をしている時間です。仮に1日に10分の探し物をした場合、1年間で約60時間にもなります。
探し物が多いのは、ものが多く整理ができていないことが原因です。この場合、「自分が管理できる量」までものを減らすことが大切です。
フリマサイト、リサイクルショップ、捨てる…手放す方法はたくさんあります。今の自分に必要と思えるものだけに厳選することから始めてみてください。ものが少ないと管理の手間が省けます。
60時間も時間が浮いたら何がしたいですか?
ものが捨てられないときには
自分が管理できない多すぎるものを捨てれば、家の中の景色は確実に変わります。
それでも、ものを捨てられないのは「もったいない」と「面倒くさい」という思いが強いから。
しかし、いつまでも使わないものの保管にお金がかかるのは、それこそ「もったいない」し、面倒くさいと放置した結果、年間60時間も探し物をするのは、それこそ「面倒くさい」と思いませんか?
片づけは目に見えて効果がわかるので、この2点を思い出して気軽に取り組んでみてください。
■執筆:MIYUKIさん・・・「限られた住空間を、どうすれば快適なリラックス空間にできるのか」を長年の間模索し、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意。2019年には、出産を機に退職した看護師として約18年ぶりに復職し、現在は忙しい日々の暮らしをより心地よく過ごすため、「効率的な家事」を取り入れている。
編集/サンキュ!編集部