キッチンがキレイな人がやっている!楽してキレイが続く習慣3つ
2024/08/10
スッキリと片づいたキレイなキッチンに憧れはするけれど、一日に何度も使用するため何かと乱雑になりやすいのがキッチンです。
家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意な整理収納アドバイザーのMIYUKIさんに「キッチンがキレイな人がやっている!楽してキレイが続く習慣3つ」を教えてもらいました。
1.「面倒くさい」を解消して家族を巻き込む
ひと昔前は「キッチンは女の城」なんて言われて、キッチンは主婦の領域だと認識している人も多かったと思います。しかし、今は共働き世帯の方が多く、さらに子どものいる家庭では目のまわるような忙しさのかたも多いのでは?そのような状況で家事労働の時間を軽減するため、ぜひ家族を巻き込んだ家事を行ってみてください。
「我が家は食器洗いどころか、誰も片づけをしてくれない」「家族が食べた食器すらキッチンに運ばないんです。」と言われる家庭も多いと思います。ここで大切なのは、「なぜ?家族は家事に参加しないのか?」を考えてみることです。
その原因の多くは「面倒くさいから」です。下膳するために何度かキッチンとダイニングテーブルを往復するのが面倒くさい…。それなら、はじめから一人分ずつトレーに乗せた定食スタイルで料理を準備する、など。原因と解決策を家族で考えていきましょう。
また、家族が食後の片づけをしない…という場合、キッチンの収納が家族にとって不便や使いづらさを感じるものになっていませんか?収納では「出す→使う→戻す行為の円滑な流れをつくること」が何よりも大切です。自分はわかっていても、家族にとっては収納方法が複雑でわかりにくい、ものを元に戻すための労力が大きい、収納場所が遠い、など何かしら原因があります。
家族を家事に巻き込むときには、家族の中で一番家事レベルの低い人に合わせた方法を提案することが大切です。
2.使い捨ての掃除グッズを活用する
キッチンが乱雑になりやすい原因の1つが、キッチンは日々の片づけと掃除がセットで必要なこと。疲れて帰宅し、家族のためになんとかがんばって料理をつくる…。料理をすれば当然キッチンはある程度汚れるし、使った食材、調味料、食器などの片づけと掃除の時間が必要になります。
日々の手間を少しでも省くために、キッチンスポンジやキッチンダスターなどは1日1枚、使い捨てのものを使用するのがオススメです。キッチンの汚れのほとんどは「油はね」と「水はね」です。しつこい汚れになる前に、キッチンダスターで料理中や片づけのときにサッと拭いてしまいましょう。
お気に入りのスポンジや布巾を使うのも素敵ですが、使い捨てのグッズを使用することで、汚れても捨てるだけなので「洗う・消毒・乾かす」手間が省けます。手間のかかるキッチンだからこそ、使い捨てグッズの利用で掃除のハードルを下げてみるのもオススメです。
3.家事貯金で料理の手間と時間を短縮する
キッチンでの「家事貯金」とは、おもに買いものした食品の片づけ、下ごしらえ、つくり置きの料理を指します。これを行うことで、日々の料理中の片づけが驚くほど楽になり、キレイなキッチンを維持しやすくなります。仕事が休みの日や少しまとまった時間が取れるときに食材の買い物をすませたら、その食材の下処理を一気にすませます。
少し時間がかかり面倒な作業ですが、料理をするたび「出す・洗う・皮をむく・切る」作業を行うより、はるかに合理的で圧倒的な時短になります。疲れて気力のない日でも、下ごしらえができている食材があることで、日々の料理のハードルが軽くなり、片づけの時間が圧倒的に短くなります。この少しの時間のゆとりを持つことが、キレイなキッチンを維持するためにとても重要です。
キレイなキッチンにしたいと思ったときは
キッチンは収納されているものの種類が多く、汚れも付きやすいためキレイをキープするのはなかなか大変です。自分ひとりで毎日丁寧にがんばる必要はありません。上記の3つの中で、取り入れてみようかな?と思うものから気軽に試してみて下さい。
■執筆:MIYUKIさん・・・「限られた住空間を、どうすれば快適なリラックス空間にできるのか」を長年の間模索し、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意。19年には、出産を機に退職した看護師として約18年ぶりに復職し、現在は忙しい日々の暮らしをより心地よく過ごすため、「効率的な家事」を取り入れている。
編集/サンキュ!編集部