【1LDK・54平米・築45年】物が多くても居心地がいい「飾り方の黄金ルール」5つ
2022/05/07
物が多くても飾り方の工夫をすれば、居心地よくおしゃれに過ごせる。ポイントは簡単、コーナーごとに色を統一して、小物のラインをそろえる"黄金ルール"! 1LDK・約54平米の賃貸マンションに家族3人で素敵に暮らすinkriorさんに取材しました。
<教えてくれた人>
inkriorさん(福岡県 38歳)
夫(37歳)、長女(6歳)の3人家族。夫の転勤で、3~4年ごとに引っ越しが。現在の住まいは入居4年目。インスタグラムID:inkrior
◎HOUSE DATA◎
賃貸マンション/1LDK(約54平米)/築45年
【ルール1】「コーナーで色を統一、小物のラインをそろえる」を徹底
「雑貨や本など、好きな物に囲まれた空間が、わが家にとっては居心地がいいんです」。1LDKの限られたスペースで、"見せる収納"をバランスよく両立している秘訣は、以前インテリアショップで働いていたときに教わったディスプレイの基本にありました。
「コーナーごとに色を統一して、小物のラインをそろえる"黄金ルール"で飾ると、まとまり感が出てごちゃつきません。このルールさえ心がければ、お金をかけなくても、物をたくさん飾っても、"センスよく"見せることができます」。
【ルール2】狭い部屋はラグで仕切る
●リビングは、白いラグで分けて、ゴロゴロくつろげるように
「ダイニング側は茶系、リビングは白系にして、ゆるく空間分けしています」。テレビ台の前にラグを敷くだけで、"くつろぎスペース"のメリハリがつきやすくなりました。
●ベッド横は子ども部屋風に。リビングにおもちゃが散らからない
寝室の窓際にローテーブル、本棚を配置して、子どもスペースに。「娘がここで過ごす時間が増え、リビングでのおもちゃの出しっ放しが減りました」。
【ルール3】小物のディスプレイは「三角形の法則」で
●手持ちの本や植物を中心に置けば、細かい物もまとまりやすい
造り付け棚には動物のフィギュアなど細かい物を。「本や植物、ロウソクなどで高さを出して、小さい物を左右に広がるように置くと、安定感が出せます」。
●家具の上の壁にポストカードを貼るだけで、簡単に三角形が作れる
チェスト上に置く物だけでなく、壁面の飾りを組み合わせるのも手。「三角形の頂点になるポストカードの位置を少しずらすのが、よりおしゃれに見せるポイント!」。
【ルール4】子どもの絵や写真は、横の辺をそろえて貼るだけで、おしゃれなアートに
ただランダムに並べるのではなく、"ライン"を意識することで、壁面が一気にアート空間に!「大小バラバラな子どもの絵は、飾るスペースを区切り、縦横のラインをところどころそろえるのがコツです」。
アイアン風の数字は、厚紙に色を塗っただけ!
子どもの絵もフレームに入れれば、りっぱなアート!
【ルール5】高さがある本棚は色をそろえて、ところどころ余白を空けるとすっきり見え
「背の高い本は下に置き、背表紙の色をそろえるようにして、圧迫感を減らしています」。いくつかすき間をつくって小物を飾ることで、本棚全体がギャラリーのような空間に!
文庫本はカバーをはずして色を統一。
参照:『サンキュ!』2022年5月号「お金をかけずに、心地よく暮らす」より。掲載している情報は2022年3月現在のものです。撮影/inkriorさん 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部