散らかしざかりの子どもがいても!暮らしを楽しみながら1年中きれいが続く家の仕組み
2025/01/28
元は汚部屋暮らし、今は暮らしを楽しみながらきれいが続く家になりました。家族が窮屈な思いをするのはNG。散らかしざかりの子どもがいても、自然と片づけられる仕組みを教えてもらいました。
<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 mahoさん(滋賀県 35歳)
夫(37歳)、長女(6歳)、次女(5歳)の4人暮らし。会社員を経て、現在は業務委託で在宅勤務をしながら、ブログやYouTubeで発信。インスタID:ma.me_2347home
◎HOUSE DATA◎
築23年/3DK(89.2平米)/持ち家一戸建て(中古物件をリフォーム)
- 家族が窮屈な思いをせずに自然と片づく家を目指しています
- 【片づけの時間を決める】ふとん生活にしたら自然とリセットタイムが生まれた
- 【しまう場所は柔軟に】掃除道具はリビングに堂々と掛けてOKにした
- 収納の少ないキッチンは大きなワゴンで自由なレイアウトに
家族が窮屈な思いをせずに自然と片づく家を目指しています
元は汚部屋暮らしだったというmahoさん。「大学時代、下宿していた部屋があまりにも散らかっていて、遊びに来た親がすぐに下宿を引き払い、実家に連れ戻されたほどです(笑)」。
長女を出産後、片づけに目覚めたものの、SNSを見過ぎて収納グッズばかり買い集め、迷走した時期も。だんだんと「自分が家を心地よいと思わなければ、片づけは続かないんだ」と気づき、今に至るそう。
「だからといって、自分の趣味を押しつけると家族の居心地が悪くなるから、いちばん気をつけているのは、夫と娘たちの自然な動きを妨げないことかも。私はその家ならではの生活感が好きなので、使っている物が出しっ放しでも『なんかいいな』と思えるように、置き方や物選びを楽しんでいます」。
●お絵描きは、らくがき帳ではなく日めくりカレンダーにしてもらう
娘たちの絵がたまる一方で、どうしたら生かせるかと考えて日めくりカレンダーを作ることに。厚手の紙に絵を描きため、ひと月分になったら日付を入れリングを通します。
【片づけの時間を決める】ふとん生活にしたら自然とリセットタイムが生まれた
子ども部屋が寝室も兼ねているため、おもちゃを片づけないとふとんが敷けない!寝る前10分でリセットし、ついでに台所やリビングの物も定位置に戻します。朝はスッキリした部屋で一日をスタート。
●ベッドがないと狭い家でも空間を広く使える!
3DKの平屋に引っ越してから「一部屋をベッドで埋めていたら、日中使えなくてもったいない」と思うように。ふとんの上げ下げも良い運動です。
【しまう場所は柔軟に】掃除道具はリビングに堂々と掛けてOKにした
「台所からは死角になるから」と、フロアモップを居間の真ん中に置いたら、すぐに使えてノンストレス。自然素材や、落ち着いた色味のアイテムを選び、飾るようになじませるのがポイントです。
収納の少ないキッチンは大きなワゴンで自由なレイアウトに
シンクとコンロだけの台所は、収納と作業台を兼ねるワゴンを置いて、スペースを拡張。キャスター付きで使いたい場所に動かせます。
●IHコンロの真下は食器収納に活用
「食器は割れ物だから外に出しっ放しは気が引けて」と、コンロ下の引き出しへ。大皿も立てられて、上から見渡せるから一目瞭然。
参照:『サンキュ!』2025年2月号「東大式1年中散らからない家のセブンルール」より。掲載している情報は2024年12月現在のものです。撮影/大森忠明 取材・文/石川理恵 編集/サンキュ!編集部